新しい病院へ行ったことは昨日の記事で書きましたが、今日はその診断結果をご報告しようと思います。
結果から言うと、「膝蓋骨脱臼」(パテラ)と診断されました。
まず僕は獣医師に、以下のことを伝えました。
・10日前の7/1に、散歩の最初の段階で、急に歩けなくなり、右後ろ足が地面に着けなくなった。
・3年前にも同じようなことが起きた。
・いずれも数時間で治った。
・7/1のあとも、2回ほど一瞬スキップするような動作があり、やはり右後ろ足を気にしていた(そのときはすぐに普通に歩いた)。
獣医師は、触診して「右足の膝のほうが、左より柔らかくなっていますね」と言いました。
そして、「パテラのグレード1~グレード2の軽いほうだと思います」という診断をされました。
足の膝蓋骨は膝のお皿の骨のことで、膝蓋骨は大腿骨(モモの骨)にある滑車溝という窪みの中にはまっていて膝関節のなめらかな屈伸運動に役立っているそうです。
膝蓋骨が滑車溝から外れる状態を「膝蓋骨脱臼」(パテラ)といい、特に内側に外れる膝蓋骨内方脱臼が多く見られるとのことです。
以前の記事にも書きましたが、パテラのグレードは以下の通りになります。
グレード1 膝蓋骨は押すと脱臼するが通常は滑車溝に収まっている。普段は無症状だが時々症状がでる。
グレード2 膝蓋骨は自然に脱臼と整復を繰り返している。 無症状から重度の跛行まで様々な症状。軽度の骨格変形。
グレード3 膝蓋骨は用手で整復できるが通常は脱臼している状態。骨格の変形が目立ち歩き方が異常となる。
グレード4 膝蓋骨は常に脱臼しており、整復もできない。骨格の変形が重度で患肢を全く使用できないケースもある。
(クルーズ動物病院のHPより)
スキップするような症状が出ているので、グレード2の軽いほうという診断を下したのだと思います。
なお、これくらいのグレードだと、ふだんの状態でレントゲンを撮っても、診断できるようなものは撮れないということで、レントゲン撮影はしませんでした。
治療としては、関節軟骨の保護のためにサプリメントを服用することから、注射、そして手術と、さまざまな方法があることを説明されました。
そして、今回はサプリメントを服用することを選択しました。
とりあえず2週間ほど服用して、様子を見ることにしました。
なお、獣医師によると、パテラはトイプードルのような小型犬に圧倒的に多いとのこと。
しかし、中・大型犬も、高い所から飛び降りるのが好きな犬がなる場合があり、ポチはこれに該当するように思いました。
今後はサプリメントを服用させ、普段の散歩では高い所から飛び降りたり、階段の上り下りを少なくするようにしていきたいと思います。
このブログでも随時、経過をご報告していきたいと思います。
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コメント
ぽちくん、症状がはっきりと分かり良かったですね。。うちのこは数年前に腰を少し痛めたことがあり、そのときもやはり段差のある所は気をつけてください。。と言われました。それ以降、車の乗り降りは抱っこで、いつも乗るソファーには端に階段を付けたり、階段を使わず飛び降りても衝撃が少なくなるように分厚いマットや毛布を敷いたりしています。。お互いこれ以上悪化させないように気をつけていきたいですね[E:#x1F3B5]
ひげぼうずさん、ポチくん、こんばんは。
お散歩やランが大好きなポチくん。
軽症のうちに対処できて良かったです。よく見ていらっしゃいますね。
地道な散歩で筋力を維持しつつ、うまくコントロールできますように。
ポチくんへ。一病息災って言葉もあるくらいだよ。
ひげぼうずさんと いたわり合いながら二人三脚でね。
ひげぼうずさん、こんばんは。
ポチ君はパテラだったんですね。
うちはパテラと分かってから、セカンドオピニオンで関節疾患に定評がある動物病院に行きました。
これから何かがあっても頼れる病院が見つかったことが何より良かったです。
第一に飼い主の不安がぐんと減ります。
あれから二年以上たちましたが、今の所悪化はしていません。
うちはソファーを使わないので、それも良かったかもしれません。
グルコサミンが入ったサプリは良いですね。
色々とありますので、ぜひポチ君に合うものを見つけてあげてください。
ひげぼうずさんポチ君こんばんは!ひげぼうずさんポチ君病院お疲れ様でした。ポチ君頑張りましたね。不安な気持ちより原因がわかって早く対処ができた事がこれからの生活に重要ですね。今はいいサプリとかマッサージとかあるそうですね。手羽先を茹でた時にできる煮こごりとか関節にいいかな?骨は抜いて…
そうですか。 今は軽度っと言う事なので少し安心しました。
色々と経過観察しつつサプリメントでこれからポチくんに症状が出ない事を願います。
診察台で獣医さんを待ってるポチくん 「あ〜ぁっ。又、病院か!」 ってなお顔。
ひげぼうずさん こんにちは。
ポチちゃんの症状が改善しますように。
高いところからぴょんと飛び下りたりするのが好きな子は楽しそうにしてますが、
思った以上に膝や腰に負担がかかるのかもしれませんね。
くろちゃんさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
そうですね。獣医師に診てもらって良かったと思っています。
今後はなるべく膝に負担をかけないように気を付けていきたいと思います。
うずらのたまごさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
そうですね。もしかしてこの病気とは長い付き合いになるかもしれないので、「一病息災」という言葉を信じていきたいですね。
肺の手術のときを除けば、ここ数年のポチは全然手がかからなかったので、今回のことは「僕のことをもっとちゃんと見てよ」というポチのサインかもしれませんね。
まるりんさん、こんにちは。
アドバイスありがとうございます。
おそらくパテラとは長い付き合いになりそうですので、膝のために良いことはいろいろと気にかけていきたいですね。
人間と同じで、やはり膝にはグルコサミンがいいようですね。
ポンママさん、こんにちは。
アドバイスありがとうございます。
そうですね。早めに診断が下されて良かったと思っています。
今後は膝に良いことはいろいろと試していきたいと思います。
茶茶ママ。さん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
そうですね。軽度の段階で診てもらったのは良かったと思います。
肺の手術があったので、ポチはすっかりと病院嫌いになってしまいました。
何とかなだめながらポチを病院に連れていこうと思います。
びーぐるんるんさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
そうですね。高い所から飛び降りるは、やはり膝には良くないようです。
ポチはそれが好きなので、知らず知らずのうちに悪化させていたのかもしれませんね。
ポチ君、パパさん、ご無沙汰しておりました。
と言ってもほぼ毎日ブログは読まさせて頂いてました。
ポチ君、二月には大病を克服し乗り越えたかと一息ついてたら、なんとパテラでしたか‥‥
以前、4歳の時に家のが靭帯断裂した事は、お分かりかと思いますが、時はポチ君とほぼ重なる6月、靭帯断裂してない後ろ片方がパテラと言われた所でした。が、マロンの方が症状は重いです。
根本治療は手術しかないと言うとこまできてますから。
でも、靭帯断裂の手術、入院で、想像上回るマロンが受けたストレスによる不調が大変でしたから、それに麻酔もかかりにくかった、と院長先生に言われた言葉などなど、全てを加味し年齢も重ねたマロンには、なるべく手術は避けたい一心でいます。
でも、悩ましいかな、トイレのポーズが症状が出て痛い時はしんどそうで‥‥
内蔵疾患や、緊急な手術を避けられない状態以外は、なんとか手術は回避できたら‥‥と思ってますが、日々、注視して
この先を思うとき、気持ちがざわつきますが、マロンは靭帯断裂の時点で手術しても、走ることや飛び降りる事を諦めてます。
ポチ君も辛いでしょうけど、階段、走ったり、2本足で立つ様な事などなどは、控えられた方がいいですね
滑る所や、あとポチ君はお利口さんだからないかと思いますが、リードを引っ張った時、イヤイヤで踏ん張る姿勢も足に悪いですし。
来月でマロンは7歳です。サプリは、靭帯断裂の時点で色々、もう本当に数え切れない程サプリは与えてきました。今も継続してますが。バギーもマロンには検討してます。
ポチ君、パパさん、喜べませんが偶然にも同じパテラと診察されて、症状は違えど心なしか、心強い思いになりました。
ありがとうございます。
こんばんは。
ひげぼうずさんが心配してたことが的中しましたね。
しかし年齢による理由もあるのかなとも思いました。
ひげぼうずさんは腰、私は肩、ポチくんは足・・・。
それとペットにもサプリメントがあるのですね。
マロママさん、こんばんは。
足の具合、大丈夫でしょうか。
お大事にしてください。
うちの獣医師によると、高い所から飛び降りるようなこと以外は、今まで通りの散歩で大丈夫とのことでした。
グレードによると思いますが、足の筋肉を低下させないことも大切だと言っていました。
Hikaru Larimalさん、こんばんは。
もしかしたらそうかもしれませんね。
ポチが一番辛いと思うので、なんとかいい方向に進めるようにしたいと思います。