今日は渋谷で仕事関係のパーティーがあったので、帰りが22時過ぎになってしまいました。
帰宅が遅いときは、ポチは少し興奮気味で僕を迎えてくれるのですが、今日も尻尾を大きく振って迎えてくれました。
このときは、飼い主としては本当にうれしい瞬間ですよね。
さて、このブログのコメント欄ではすでに話題になっていますが、5/26放送の「クロースアップ現代+」は「追跡!ペットビジネスの闇」というテーマでした。
放送翌日に録画で見たのですが、その時は映像があまりに衝撃的で、すぐにブログで話題にすることができませんでした。
昨日、もう一度見てみたのですが、やはりすごい番組だと思うので、ブログでもきちんと紹介したいと思いました。
ペットショップで売れ残った犬や猫を買い取る「引き取り屋」のことは、このブログでも2回ほど話題にしました。
■「犬の引き取り屋」の実態を初めて知りました 2015年3月24日 (火)
http://higebozu.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-aedd.html
■「犬の引き取り屋」のその後… 2016年5月18日 (水)
http://higebozu.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-0418.html
番組ではこの引き取り屋の中にカメラが入り、その劣悪な環境が映像で紹介されていました。
ここでは詳しく書きませんが、その映像はあまりにもショッキングです。
ペットを飼っていない人が見ても、きっと衝撃を受けるはずです。
さらに、昨年、河川敷に大量のペットの死骸が放置されていた事件の映像も流されていました。
こちらも直視できない映像でした。
また、愛護センターで殺処分される犬たちの映像も紹介されていました。
「ここまで放送していいの?」と思えるようなショッキングな映像の数々でした。
ドキュメンタリー映画監督の森達也さんは「こうした映像がテレビで出るってのはめったにないことなんですよ」と言っていました。
確かにこのような映像はテレビで見るのは初めてでした。
見ていてかなり気分が悪くなりましたが、逆に映像の強さというものを感じました。
久しぶりにNHKが肝を据えて制作した番組だと思いました。
番組ではペットの流通の仕組みに関しても解説されていました。
そのビジネスのメカニズムが、このような状況を作っているのだと。
このことに関しては僕も思うことがありますが、ここではやめておきます。
森さんが最後に「メディアがまずどんどん報道することです。たぶん苦情もきます。でも、いいんです。どんどん報道してください。それをみんなが知ることです。そこから始まります」と言っていました。
まさにその通りだと思います。
まずは、なるべく多くの人に、このことを知ってもらいたいです。
※この番組は「NHKオンデマンド」で視聴できます。
※もしかたらネットにも動画がアップされているかもしれません。
ひどい環境で飼育されているペットたちの衝撃的な映像が、次々と紹介されていました
番組を見ている僕の横にいたポチも、心なしか少し沈んだ表情でした
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コメント
おはようございます。僕もこういう問題はよく考えるようになりました。
パミーミルの存在や、ずっと劣悪な環境で育った小型犬が
アメリカの保護団体に保護されて10歳にして初めて芝生を歩く動画。
いろいろメディアで見ることができる時代です。
ドイツでは生体販売は禁止だそうです。
岡山県のペットショップでは保護犬だけを譲るという
日本初の試みをしています。
日本は「可愛いから」と軽々しく子犬を買っては、
「やっぱり無理」「大きくなったら可愛くない」などで
施設に持っていく人たち。意識が足りないんでしょうね。
そういう意味で日本のペット業界は遅れています。
何か自分にできることがないか…考えながら過ごす毎日です。
純血の種の保存を理解せず
血統証とかチャンピョン犬の血筋とか、その純血種の犬の本質を知りもしない人がブランド名を有り難がるからでしょ
種の保存を理解しているブリーダーなら本当に良い血筋の子を誰に譲るも理解出来ないショップに流したりしません
今はやりのミックス犬もしかり
純血種の犬は他の犬と交配させると次に純血を交配させても純血種とは認められません
つまり既に純血として用済み(純血種としても規格外)になった犬同士の掛け合わせと言う事です
知識の無さからパピーミルを産むんですよ
一部訂正
>なら本当に良い血筋の子
とは、純血種として残すべき良い子(体格その他)
つまりショップ流通の子は、ほぼほぼ規格外です
なのにあの値段
たま~にそもそもブリーディングとは産ませる事としか思っていないブリーダーなので良い体格の子も産まれる事もあるでしょうが
飼い方が無知なら見合った育て方が出来ずに猫に小判です
こう書くと雑種否定論みたいに思われますが
自分が言いたいのは
このように理解出来ない輩達が純血を有り難がって買っても意味が無いって事です
単なる偽ブランド品を高く(良い仔と比べたら安いけど)買って有り難がって無知な癖にハナタカさんになっているだけ
要は見栄ですかねぇ
どうせまともに純血種を守れないなら
どんな犬でも一緒なのにって思う
そんなくだらない(失礼)見栄がパピーミルを産むんですよ
今は柴犬ブームですね
さてはて
お久しぶりです。昔は、雑種の子犬が新聞の譲りますコーナーにたびたび出ていて、それでもらって育てた事もありました。一年前犬を飼おうと思い、保健所にも聞きましたが、子犬は、最近はやはりいないそうですね。私が住んでいる所は、地方ですが、大型のショッピングセンターにペットショップが次々できます。雑種でもいいと思っていましたが
、子犬からってことになると、やはり田舎でも最近はペットショップって事になりますね。時代は変わりましたね。定期的にペットショップに行くと、だんだん成長している子犬たちをみると、つらくなります。そしてある日突然いなくなるんです。
ゆうたさん、こんばんは。
番組では海外のペット事情についても紹介されてあましたが、やはり国によって大きな違いが
あるようですね。
スイスでは、飼い主は免許制だとのこと。
ペットビジネスの闇というのは、業界の問題ではなく、ペットを買う一般市民のほうにも責任が
あるように思います。
匿名さん、こんばんは。
このようなペットビジネスの闇は、業界だけの問題ではなく、行政の問題でもあるし、
一般市民の問題でもあると思います。
ただ、この現状はまだまだ広く知られていないと思います。
問題だと認識している人は、多くないはずです。
そういう意味では、この番組のようにマスメディアがきちんと取り上げることは大きな意義があると思います。
恵子ママさん、こんばんは。
ごぶさたしています。
時代や場所によって事情は大きく違うようですね。
確かに新聞には「ペット譲ります」の欄がありましたね。
僕が子どものころはペットショップはなかったですし、犬は近所から譲ってもらうものと
いうのが普通でした。
なので、ポチのときも、お金を出して犬を買うことにすごく抵抗がありました。
「昔は良かった」という言い方はあまり好きではありませんが、それでもペットに関しては
良い点も多かったような気がします。
こんばんは
犬や猫を商品、つまりものとしか見ていない業者が沢山いて、見た目の可愛さで安易に飼って(買って)しまう消費者が沢山いる。どちらにも原因がありますよね。
どなたかが子犬は保健所にもいないとおっしゃってましたが、私が犬を引取りに行った動物愛護団体には、100匹を超える子犬がいました。スタッフの方が正月返上で、必死にお世話をされていました。
保健所によっては、手がかかり弱い子犬は早くに殺処分されることもあるようです。そうなる前に愛護団体が保健所から引き出しているのではないでしょうか。
今は愛護団体がブリーダー崩壊現場にもレスキューに行くことが多いのですが、悪質なブリーダーは、一匹でも多くの生命を助けたいという愛護団体の思いに漬け込んで、売れ残ったり繁殖に使えなくなった犬を引き取らせているケースもあるようです。
売る方にも買う方にも、厳しい法制限があるべきだと思います。
ばじるくりーむさん、こんばんは。
そうですね。やはり何らかの法律が必要だと僕も思います。
このような実態を多くの人が知ることによって、法制化の動きも
出てくると思います。
愛護団体の活動には頭が下がりますね。