10-ごあいさつ・雑記

災害時の「ペット救出」の規定とは?

今回の「爆弾低気圧」の影響は、日本各地におよんだようです。

特に北海道では台風並み(それ以上)の強風が吹いたと、テレビで報道していました。

うちの周辺も昨日の夜は強い風が吹き、今日の明け方にはかなり強い雨が降っていました。

その雨音で朝の4時半ころに一度目がさめたほどです。

幸いなことに、朝の散歩を始めた6時半頃は雨は上がり、レインウェアなしで散歩することができました。

散歩で会う飼い主さんとも「雨が上がってよかったですね」という会話を何度も交わしました。

散歩のときに、近くの川の様子をチェックしたのですが、茶色に濁った水が凄い勢いで流れていました。

水位もいつもより上がっているようです。

先日の鬼怒川の氾濫のこともありますので、うちの周辺でもやはり安心できないと思いました。

さて、その鬼怒川氾濫のときに、消防隊員や警察官、自衛隊の人たちは、人間だけでなく、ペットを救出したいたことはテレビなどでも報道されていました。

特に2頭の柴犬の救出劇が、各方面で話題になりました。

今回のいろいろな映像を見て思ったのは、「消防隊員などはペットでも助けてくれるんだ」ということです。

このことに関して興味深い記事がありました。

■自衛隊員が犬も一緒に救助! これは称賛される対応かルール違反かで論議
http://www.j-cast.com/2015/09/11245039.html

インターネット上では、犬の命を救った自衛隊員を称賛する声が相次いだが、これを「ルール違反」と指摘するツイートも投稿され、議論を呼ぶこととなったというのです。

記事では、柴犬の救出劇は犬を被災者と一緒に引き上げており、ペットだけを救助しに行ったわけではない。つまり「生存する国民の救助」が任務だとしても、「災害時にペットを救助することは不可とする」との決まりがない限り、ここで「ルール違反」とは言えなさそうだ、と解説しています。

また、防衛省の広報室に問い合わせたところ、「ペットを救出するための根拠法令はありません」とコメント。その上で「人命救助を最優先としていますが、可能な範囲で要救助者の要望に応えられるよう対応しています」と説明したといいます。

同様に警察庁広報室に取材すると、「ペットに関する内規はありません」とのこと。消防庁総務課でも「ペットに関する取り決めは特にありません」と回答したといいます。

そして記事では、両庁でも災害時は「人命優先」で対応していることだろう。その上でペットを救助するか否かについては「現場の(警察官の)判断になることもあるかと思います」(警察庁)という。

消防庁の広報担当者も「ペットをその場に残していっても大丈夫な状況もある。さまざまなケースがあり、一概には言えませんね」と話したといいます。

話をまとめると、ペット救出に関しての規定はなく、現場での判断に任せているようです。

しかし、今回のような対応をしてくれることは、ペットを飼っている身としては何とも心強いです。

もちろん、まずは飼い主自らが愛犬、愛猫をしっかりと守ることは言うまでもありませんが。

2015100201
今朝の柳瀬川。濁った水が凄い勢いで流れていました

2015100202
朝の散歩から帰って、少しマッタリとしているところ。馬鹿面ですね

犬ブログのランキングに参加しています。よろしければ
下のポチの画像を「ポチ」っとお願いします。励みになります。

にほんブログ村 犬ブログ 柴犬へ
にほんブログ村

コメント

  1. Hikaru Larimal より:

    こんばんは。
    川の水位ここまでくるんですね。

    連続雨量も日本で多くなってるのでたぶでこれから水害多くなるでしょうから大変ですね。

    私もアルミの保温シート、居場所を知らせるブザー、携帯とか充電できる手巻き式充電ラジオとできれば水で調理できる食料とか揃えておこうと思っています。

    それとメールで抜けてたけど。

    http://www.akaricenter.com/akari_kaichuu.htm

    http://www.holkin.com/

    ↑でライトの事なら調べたほうが店で探すとかアマゾンとかよりも早いと思います。

  2. なめこ より:

    はじめまして!いつも楽しく読ませて頂いてます♪
    うちは今子育て中なのでポチちゃんの子供の頃の記事など良く参考にさせてもらってます♪
    さて鬼怒川の件で私も非難に対して思う事があったので思わずコメです。
    街は濁流にのまれ、自分の家は流され、自分たちの命さえ危ない絶望の中でも
    飼い犬の命を守ろうとした飼い主さん。でも自分たちの命が助かってもわんこ諦めないといけなかったらその後立ち直れるでしょうか?立ち直れるとしても時間がかかると思います。自衛隊員さんは犬の命はもちろんですが人の生きる希望を
    救ってくれたのではと思います。それでもあの時わんちゃんが暴れたらさすがに人命優先だったと思いますが。
    でもあんな風に一緒に救出してもらえる可能性があるなら安心ですよね♪

  3. ヒグマ より:

    この柴犬ちゃんたちを救出するときに、
    自衛隊員さんはこの飼い主さんたちが負い目に追わないためかどうかはわかりませんが、
    「ご家族はこれですべてですか?」と聞いてくれたそうです。
    人も犬と関係なく、そこに命ある家族だと、暗に言ってくれたような気がして、
    その記事を読んだときに少し泣きそうになりました。
    難しい問題でしょうが、そこに命があるなら姿や形は違っても、関わっていける人間になりたいと思いました。

    ポチ君の平和そうな顔に癒されました!
    犬のちょっと間抜けな顔ってなんでこんなに可愛いんでしょうね(*´▽`*)

  4. ヒグマ より:

    すいません、ちょっと違いました。
    「ご家族の方ですよね?」と確認してくれたそうです!
    何にせよ、自衛隊員さんが素敵すぎます!

  5. ひげぼうず より:

    Hikaru Larimalさん、おはようございます。

    昨日の朝の散歩で同じ場所を通ったのですが、川底が見えるほど
    水位は低くなっていました。でも、こんな川でもこんなに水位が
    高くなるのはビックリしました。

    ライトの情報、ありがとうございます。

    新宿と違って夜は散歩コースは暗いので、ライトはいいものを
    買おうと思います。

  6. ひげぼうず より:

    なめこさん、はじめまして。

    過去の記事をお読みいただき、ありがとうございます。

    あの救出劇ですが、本当に奇跡的だと思います。ワンちゃんが
    いい子にしていたのはすごいです。うちなら無理かもしれません。

    愛犬=家族という意識は飼い主には広がっていると思いますが、
    今回は隊員も持ってくれたのがとてもうれしく思いました。

  7. ひげぼうず より:

    ヒグマさん、おはようございます。

    そうですね。この2頭の柴犬に限らず、このように思ってくれる隊員
    が今回の救出には多かったと聞きます。

    愛犬はまさに家族の一員ですよね。

    このような災害時だけでなく、すべての場面でもこのように回りの
    方がそう考えてくれると、ペットももっと暮らしやすくなるように
    思います。