今日の東京は朝からハッキリとしない一日でした。
朝の散歩のころは弱い雨が降っていて、その後も雨が降ったりやんだりを繰り返していました。
午後には雨は上がりましたが、空は厚い雲におおわれていて、気温も10度くらいと肌寒いままでした。
天気予報だと、春らしい暖かさになるのは今週末以降のようです。
さて、そんな曇り空の中をポチと文京区へ行ってきました。
目指したのは東京大学の農学部でした。
今日は新しい「ハチ公」像が東大に設置されるので、それを見物に行くためです。
ハチ公の飼い主が東大農学部の上野英三郎博士であったことはあまり知られていません。
この事実を広く知ってもらうために、ハチ公が死んで80年となる3月8日に、ハチ公と上野博士の銅像をお披露目するプロジェクトがスタートしたとのことです。
除幕式の模様はテレビのニュースで報道されました。
僕らが東大農学部に着いたころは除幕式は終了しており、見物客もそんな多くはありませんでした。
それでも犬連れの方など、新しい銅像を見学、撮影する人が絶えず訪れていました。
秋田犬も数頭いました。
この銅像は、出張から帰った上野博士との再会を表現したそうで、前足を上げて博士に飛びつくハチの様子が生き生きと伝わってきました。
そして、やはり秋田犬なのですね。
ハチの体はかなり大きく感じました。
このプロジェクトを計画した東大の教授らは、「この像が人と動物の相互敬愛の象徴になれば」と話しているようです。
まさにそんな願いが込められた、とても素敵な銅像だと思います。
ところで、東大の構内は犬も入れるのですね。
今回、ここを訪れる際にネットで調べたのですが、農学部だけでなく、赤門があるキャンパスにも犬連れで入れるようです。
東大のキャンパスというのはちょっと敷居が高い感じがしていましたが、犬にも優しいというのを知って親近感を持ちました。
今日は少しだけ農学部をポチと散歩しましたが、次は別のキャンパスもぜひ散歩してみたいですね。
東大農学部の正門。有名な赤門よりも700メートルほど北にあります
正門を入ってすぐ左に銅像があります。
除幕式は終わっていましたが、報道陣はまだ何人かいました
飼い主に久しぶりに会えた、ハチの生き生きとした表情が印象的です
その後、銅像の台座の匂いを嗅ぎはじめました。
マーキングをするのではないか、ちょっとハラハラしましたが…
銅像の前で記念撮影。本当はもっと「引き」で撮りたかったのですが、
回りに見物客が多くいたので、これが精一杯でした
記念の商品も販売されていました。100個限定の「ハチ公クッキー」は
売り切れていました
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コメント
ひげぼうずさん、おはようございます。
このニュース気になってました。
お互いの表情が優しくてすごくいいですね。
こんな銅像にお金を・・・という冷めた意見もネット上にはありましたが、
こういうことに労力や想像力を発揮できるのが人間性だと思うんです。
いつか見に行きたい思います。
またまたおじゃましま~す
さっそく行かれたんですね! ニュースでみましたが、ただ座っているだけじゃなくて、生き生きとした感じのステキな銅像だなぁ~と思いました。なんか泣けてきちゃう
ペーさん、こんばんは。
寄付だけで1000万円以上集まったようですね。中には100万円以上
出した企業もあるようです。
確かに高価な銅像ですが、お金に代えられないものがあるように
思います。
犬にまつわる美談は、いつまでも後世に残したいですね。
みかん母さん、こんばんは。
そうですね。久しぶりに飼い主に会えたハチのうれしさが、すごく
生き生きと表現されていて、見ていてホッコリしました。
うちは最近、僕に飛びかかるような喜び方をしなくなったので、
何だかうらやましくも思いました。