10-ごあいさつ・雑記

犬の減少と猫ブームで思うこと

日本の猫の数が、犬を上回ったというニュースは、12月にいろいろなメディアで伝えられました。

猫の数はそんなに変わっていないのに、犬の数が年々減少しているためのようです。

犬に比べて猫は散歩させる必要がないので飼いやすいので数が逆転したと、ほとんどのメディアで報じていました。

確かにそうかもしれません。

僕は猫をひとりで飼ったことがないのでよくわかりませんが、おそらく猫のほうが飼いやすいのでしょうね。

あるテレビ局は、犬の減少はブリーダーの数が減ったためだととも報じていました。

おそらく、犬を飼う人のニーズが低くなってきたので、ブリーダーも減ってきたのでしょうね。

また、2013年に改正された動物愛護法の影響があるのかもしれません。

犬の人気が落ちているのはちょっと寂しい気もしますが、もしかして今の頭数が適正で、それまでが多すぎたのかもしれません。

その理由のひとつに、保健所動物愛護センターで殺処分される犬の数が、年々減っていることが挙げられます。

■犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

厚労省の調査によると、犬の殺処分数は10年前に比べて1/10に減っています。

平成28年度の10,424頭というのは、まだまだ多いと思いますが。

殺処分が減った理由には、NPOなどによる譲渡が機会が増えたことも大きな要因になっていると思います。

殺処分といえば、厚労省のデータを見てびっくりしたことがあります。

猫の殺処分数が犬の4倍もあるのです。特に子猫の数が圧倒的に多いです。

猫の数が犬を逆転したというニュースで、この猫の殺処分に触れたものは見当たりませんでした。

猫のほうが飼いやすいとか、猫ブームだとか報じる前に、この殺処分の現実もしっかりと伝えてほしいと思いました。

そして、マスコミはもっと問題意識をもって報道してほしいと感じました。

固い話題で申し訳ありませんでした。

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2017年、猫と犬の飼育数が逆転したようです。
(時事通信社のWebニュースより)

2018011002
今朝のポチ。なかなかウ○チが出なくて、1時間半くらい散歩しました。
ペットホテルに泊まると、便通のリズムが少し狂うようです

2018011003
今夜のポチ。僕のお腹(?)に頭を乗せてきました。
甘えたがりの一面が出ましたが、この顔はかなりブサイクですね

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コメント

  1. やまじゅん より:

    ひげぼうずさんこんにちは(^^)

    たしかに最近テレビの動物番組も、ネコ推しの番組が増えたと思います。でもそういう良いところばかりではなくて、ちゃんとその裏に隠された見えない現状も伝えることが、メディアの責任ですよね。

    先日も戌年特集とかで、ペットショップの店員さんが「小型犬は毎日散歩しなくていいので飼いやすいので人気あります(^^)」と笑顔で言ってたので、ちょっと待ってよと思いました…。

    小型であれ大型であれ、散歩の必要ない犬はいないですよ。
    ああいう気軽さで言われてしまうと、真に受けてしまう人もいるでしょう。

    猫は野良猫も沢山いるので、それだけ殺処分件数が多いのかもしれないですね。犬ほど管理が容易ではないのかもしれません。でも、子猫が多いことは知らなかったです。

    私の伯母が元野良ちゃんを家にあげて飼ってますが、けっこう手がかかるみたいですよ。
    生き物はなんでも大変だと思います。

    日本も少しでも不幸な子が減ったらと思います。ドイツは国をあげて殺処分ゼロを達成してるのですごいと思います。
    頭数減少はある意味、適正頭数に近づいてきているともとれます。

  2. ひげぼうず より:

    やまじゅんさん、こんにちは。

    確かに、減ってきたのは、適切な飼育頭数になってきた兆候かもしれませんね。

    小型犬は散歩は必要ないというのは、友人にも聞いたことがあります。

    柴犬の飼い主としては、ちょっと考えられません。

  3. うずらのたまご より:

    ひげぼうずさん、ポチくん、こんばんは。
    ポチくんのほっぺ、ムニュッとなっていて可愛いですね。

    猫の飼育数の増加は、マンション飼育が増えたせいかな?と思ったことがありました。
    犬と違って、吠え声に神経質にならなくてもよさそうなイメージが先立ちますし。

    やまじゅんさんも触れていらっしゃいますが、ドイツは動物飼育では先進国ですね。
    知人のご家族がドイツにお住まいで、保護シェルターで出会った老犬を家族に迎え、
    優しい、素敵な時間を過ごしている、と聞いたことがあります。

    「動物は社会に欠かせない一員」 素晴らしい考え方ですよね。

    日本でもこういった考えが浸透し、犬・猫ともに、
    保護・譲渡の場がもっと広がれば、と思ってやみません。

    思うだけではダメなのかもしれませんが、今はそれしかできず、もどかしいです。

  4. ひげぼうず より:

    うずらのたまごさん、こんばんは。

    どうもありがとうございます。

    こんな表情を見ると、とても癒されます。

    ドイツなどの欧米では、飼い主だけでなく国民の方の意識が違うように思います。

    日本でもこのような環境になっていくといいですね。