10-ごあいさつ・雑記

母と犬と猫

昨日はとあるNPO団体の忘年会がありました。

この団体の会員、職員の年齢層は20~80代と広く、女性もとても多くいます。

女性の最高齢の方は83歳で母と同じです。

歩き方はゆっくりですが、言葉ははっきりとしていて、若い人には言えないようなことをはっきりと言います。

いつまでもお元気でいてほしい。そして、来年もぜひ忘年会で一緒にお酒を飲みたいと思いました。

今日は83歳の母の話です。

実は「やはり家が一番のようです」という記事に、あるコメントが寄せられていました。

それは弟が書いたものでした。

最初にコメントを見たときは、ちょっとびっくりしました。

帰省したときにこのブログのことを話したのかもしれませんが、タイトルやURLは教えていなかったと思います。

記憶が定かではありませんが…。

ですから、まずは本人のコメントかどうか確認しました。

どうやら、本人のようです。

帰省したときのことを何度かブログにも書いているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、母が数年前に認知症を発症し、今は実家近くの施設に入っています。

今年の3月に会ったときは、僕の名前は分かりませんでしたが、顔は覚えていて僕を見ると笑顔になりました。

30分ほど話したのですが、整理して話すことができないので、話題がいろいろな方向にいってしまいます。

それでもとても楽しそうに話していました。

また、体調も良さそうでした。

しかし、弟のコメントによると、体力はかなり落ちているようです。

やはり、ずっと施設の中にいると筋力も落ちていくのでしょう。

うちの家族は動物好きなのですが、それは母の影響だと思います。

母は犬も猫も大好きで、家には常にペットがいました。

もう50年近くも前の話ですが、今の家に引っ越して来たときに、僕は母と一緒に野良犬の子犬を捕まえました。

そして、ポチという名前を付けました。最初の愛犬でした。

子どもだった僕は、都合のいいときだけポチを可愛がり、散歩や食事の世話は母と祖母が行っていました。

母は犬や猫を本当によく面倒をみて、そして大切にしていました。

そんな母なので、弟が実家に連れていったとき、1年以上会わなくても猫はちゃんと覚えていたのではないかと思います。

ポチと一緒に帰省するたびに、ポチを母に会わせていましたが、最後にポチと会ったときはすでに症状が進んでいたので、母はずっと別の犬の名前を呼んでいました。

それでも、すごくポチのことを可愛がってくれました。

3月の帰省のときは、残念ながらポチと会わすことはできませんでした。

ですから、今度帰省したときは、ぜひ会わせたいです。

年内に帰省するのは難しそうですが、できるだけ早く帰りたいと思います。

弟のコメントですが、ちょっと気恥ずかしい感じがして、最初は弟に削除の申し出をしました。

しかし、とてもいい話だと思うので、そのまま残しておくことにしました。

長文失礼しました。

母と犬にまつわる思い出は、いいこと、悲しいことを含めてまだまだたくさんあるので、いつかまたご紹介したいと思います。

2017122101
ポチが1歳のとき、初めて実家に一緒に帰りました。
母は猫じゃらしでポチと遊んでくれました

2017122102
今日のポチ。今度帰省したときは、また母に会わせたいですね

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コメント

  1. やまじゅん より:

    ひげぼうずさんおはようございます。

    今日もとても寒いですね(´Д` )
    来週からはもっと冷え込むそうで、ユニクロでネックウォーマーを買ってきました(^^)

    自分の母親と同世代の方とお会いすると、ああ、うちの親も一般的にはこういうふうに見えるのだなあと思ってしまいます。

    実際に一年に何度か会うと、やはり老けたなあと思ってしまいます。
    まだ親孝行らしいことは何もできてなく、心配ばかりかけています。

    幸いにしてうちの母は、エステや習い事に通ったりしていて、いわゆるアクティブシニアの典型ですが、認知症ばかりは気をつけていてもどうしようもないですよね。
    ひげぼうずさんもご遠方のお住まいなので、ご心配なことと思います。

    動物は、自分のことを可愛がってくれた人のことはいつまでも覚えているだろうし、自分のことを忘れたのかな、とか、人間のように余計な気遣いもないだろうし、いつも全力で「好き」の感情でぶつかってきますよね?

    セラピー犬とかも養成されているようですし、年末年始が難しくても、ポチくんを連れて帰られたらきっと、動物好きなお母様はすごく喜ぶし、励みになりますよ(^^)
    ぜひポチくんと帰省なさってくださいね!

    私も年末は少しだけ実家に帰りますが、犬は連れて行きません。
    混むので何時間かかるか分からないので、またの機会にと思っています(^^)

  2. ゆずママ より:

    お久しぶりです。
    また読み逃げしてました(笑)

    私の亡くなった祖母も認知症でした。
    家系的に介護、看護なのでギリギリまでグループホームへの入居を母さんは拒みました。
    家に置いておけるものならと仕事と祖母介護と家のことを全て自分でやろうとして10円ハゲを作っていたのを思い出しました。

    施設を批判するわけでもないです、施設の大変さをよく分かっているので…。
    ですが、施設に入所してしまうとやはり家で好き勝手やっているころより気力、体力の衰えは早いと思います。

    認知症でも嬉しいこと、楽しかったこと
    逆に痛い、辛い、怖いことは覚えている方が多いです。過去の思い出や最近の記憶でも。

    お母様がいい環境で沢山笑顔でいられるよう願わせて下さい[E:#x1F60A]

    ポチくんとの再会、楽しみにしています。

  3. ロッキーの父 より:

    ひげぼうずさん
    おひさしぶりです、動物の癒しパワーは、凄いですね。
    お母様、猫さん、ポチくんとやさしい関わりをたのしんでください。

  4. うずらのたまご より:

    ひげぼうずさん、ポチくん、こんばんは。

    先日のコメント、ひょっとして弟さんからなのかな? と思いつつ拝読していました。
    やはりそうだったのですね。

    私のところも大病(身体疾患ですが)を抱えた老母と一緒なので、
    このたびの記事、どこか重なる部分があり、読んでいて目頭が熱くなってしまいました。

    アニマルセラピーなどは よく耳にするようになりましたが、
    本当に、我が家で見ている限りでも、動物の力は人間のそれを上回るものがありますね。

    ひげぼうずさんも、頻繁にはご無理でしょうが、
    どうか、お母様とポチくんと共に過ごせるお時間を大切になさってくださいね。

  5. みぃ より:

    こんばんは。
    やはり弟さんだったのですね⁉
    文章の感じも似ていますね‼

    お母様はひげぼうずさんたちのような息子さんに恵まれて幸せですね‼

  6. ひげぼうず より:

    やまじゅんさん、こんばんは。

    そうですね。年末年始に帰省したいのですが、東名高速はいつも大渋滞します。

    この時期を避けて帰ったほうが、犬もストレスがかからないと思います。

    母に限らず、犬好きな人のことは、犬もよく覚えていますよね。

  7. ひげぼうず より:

    ゆずママさん、こんばんは。

    父が亡くなって一人暮らしになってしまったことが、やはり認知症を発症した原因のように思います。

    施設で面倒をみてもらうのは安心ですが、そのぶん体力も衰えていくと思います。

    会いにいくと母は笑顔を絶やさなくて、いっぱい話しをします。

    その明るい表情を見て、少しだけホッとしています。

  8. ひげぼうず より:

    ロッキーの父さん、こんばんは。

    そうですね。ペットの癒やし効果はすごいと思います。

    発症する前に犬を飼うことを勧めておけばと、少し後悔しています。

  9. ひげぼうず より:

    うずらのたまごさん、こんばんは。

    僕は毎日、ポチに癒されています。

    そんな癒やしの効果を、もう少し早く気がついて、母にも犬を飼うことを勧めればよかったと、今になって後悔しています。

    久しぶりに猫に会ったうれしそうな母の顔が、目に浮かびます。

  10. ひげぼうず より:

    みぃさん、こんばんは。

    弟は母の面倒を本当によくみてくれます。

    僕もできるだけ多く、母に会いにいくようにしたいと思います。

  11. まっこ より:

    ひげぼうずさん、こんばんは。
    ブログを拝見し胸が熱くなりました。お母様のお加減、気に掛かりますが、優しい息子さんたちらがいらっしゃるので、お幸せだと思います。弟さんもよく見てくださっているとのこと、安心ですね。お母様はお正月にはまたお家に帰られるのですよね?犬も人間もやっぱり自宅が一番ですよね。ひげぼうずさんも、ポチくんと一緒に早く帰省できるといいですね。お母様も、喜ばれると思います。
    私にも76歳の母がいます。年々体力が

  12. まっこ より:

    弱まり、そんな母を見ていて、無性に悲しくなることがあります。実は私の母も犬が大好きで、夏と雪を可愛がってくれています。私が毎日仕事に出かけている間も、長い時間があの子たちを見ていてくれます。母は数年前に大病をしたのですが、犬を飼ったことで、生きがいを感じられるようになったように思います。犬を飼ったこと、母にとっても良かったのだと、つくづく思います。
    ひげぼうずさんのお母様は、気持ちがとても優しくて、立派な方という印象を受けました。 これからますます寒くなりますが、お身体に気を付け、お元気で過ごされますこと願っています。ひげぼうずさんも、今週はハードスケジュールでしたね。くれぐれも体調を崩されませんように。

  13. ひげぼうず より:

    まっこさん、こんばんは。

    お気遣いいただきありがとうございます。

    今週は出張や忘年会などで本当に忙しい1週間でしたが、今日はゆっくりと休むことができました。

    ペットの癒やし効果というのは本当にすごいと思います。

    ぜひ高齢者にも、その方に合ったペットを飼って、癒されてほしいですね。

  14. Chee より:

    ひげぼうずさんこんばんは( ´ー`)
    この記事を読み、涙が出ました。

    あたしは病院で働いていて、
    今いる病棟の患者さんの8割は、寝たきりや認知症の患者さんです。

    たくさんの認知症の患者さんや、
    そのご家族と今まで接してきましたが、
    やはり
    皆さんそれぞれ色々な思いがあります。

    ご家族も、頻回に面会にきてくれる方々、
    足が遠退いてしまう方々、
    さまざまです。

    ひげぼうずさんは、とっても優しい心の方ですね(^^)
    お母さま、とても誇りに思うだろうし、
    喜んでいると思います♪

    その思いを、大切になさってください。

    ポチくんも、ひげぼうずさんのところで
    暮らすことができて、
    幸せですね(*´∇`)

    ポチくんとお母さまの再会、
    楽しみです☆

  15. ひげぼうず より:

    Cheeさん、こんばんは。

    いえいえ、全然優しくないですよ。

    本当ならもっと頻繁に母に会いに行かなくてはいけないので、なかなか行けなくて…。

    弟がコメントしたのも、もっと多く帰省してほしいという意味も込められていたように思います。

    近いうちにポチと一緒に会いにいこうと思います。