先日、ネットニュースをチェックしていたら、気になる記事を見つけました。
短くブログの話題にするのは難しそうなので、今日と明日の2回に分けて僕の思うところを書きたいと思います。
■室内飼いのストレス…犬猫の問題行動に「心の病」
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20161128-OYT8T50010.html
室内でポチを飼っている僕としては、この見出しはかなり衝撃的でした。
記事を要約すると、以下の通りです。
ペットフード協会の調査によると、犬の飼育場所は「室内のみ」「散歩、外出時以外は室内」を合わせると8割近くを占めるとか。
特に「室内のみ」は年々増加しており、2015年は4年前に比べ9.2ポイント増えて4割を超えているといいます。
そして、近年、東京大学付属動物医療センターへ来院した、問題行動を抱えた犬猫の多くは室内飼いだといいます。
不適切な場所での排せつ、家具の破壊、無駄ぼえなとをする「分離不安」。
自分の尻尾を追うようにぐるぐる回り、時に尻尾をかみ切ってしまうこともあるという、同じ行動を過度に繰り返す「常同障害」。
そして、人を噛むなどの「攻撃行動」。
この3つが問題行動の典型のようです。
同大学准教授の武内ゆかりさんは「犬や猫にも心がある。人とペットの距離感が近くなる中で、ペットが飼い主に依存してしまったり、飼い主が叱るタイミングを誤ったりすると、不安やストレスをため込んでしまう」と指摘されています。
さらに武内さんは、「愛犬や愛猫の普段の様子を意識的にチェックして」と話しています。
そして、「あくびや舌なめずりが増えるのもストレスのサインなので、気になったら病院に相談してください。早期発見、早期治療が大切です」とも助言しています。
この武内先生ですが、以前、彼女が講師を務めるセミナーに参加したことがあります。
■2014年5月24日 (土)「イヌの気持ち、飼い主の気持ち」セミナーに参加しました
http://higebozu.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-dd28.html
このセミナーの最後に、武内先生にポチに関しての質問してみました。
「2歳の柴犬を飼って昼間はひとりで留守番させているのですが、何歳くらいまで分離不安や常同障害について心配すればいいのでしょうか?」と。
「早ければ生後2、3カ月で出ます。ほとんどが1歳までに出るので、2歳だったら大丈夫ですよ。ずっと家に閉じ込めているのではなく、適度な運動をさせていれば」と先生は答えてくれました。
このときは、ちょっと安心しました。
しかし、ポチを長時間留守番させている僕にとっては、この心の問題はずっと気になっていました。
→明日の後編へ
明日は柴犬と室内飼いについて書きたいと思います。
今日の見守りカメラより。いつもは寝ているのですが、このときは
窓の外の様子が気になっていたのでしょうか
しかし、30分後にカメラの映像を見ると、このようにソファの上で寝ていました
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