08-病院・保険

病名は「誤嚥性肺炎」とのことでした

今回のポチの入院に対して、多くのコメントをいただきありがとうございました。

みなさんの温かいコメントは、心の支えになっています。

まだまだ明るい気分にはなれませんが、ポチの前ではふだん通りに接しようと努めています。

今は早く完治することを願うばかりです。

さて、一昨日の退院後、昨日、今日と2日連続で通院しました。

昨日は注射を3本打ったのですが、2本目のときにポチがすごい声で鳴き叫びました。

それはこれまでに聞いたことがないほどの大きな声でした。

注射が痛かったのか、薬が体に染みたのか、とにかく痛かったのでしょう。

こんな痛々しいポチの声を聞くのは本当に辛いです。

それでもしばらくすると鳴きやみ、何とか3本目の注射も打つことができました。

今日は「CRP」という炎症の検査でした。血液を少し抜き、結果もすぐに分かりました。

数値は問題ないとのことでした。

そして、今後は注射ではなく、内服薬の治療に変わりました。

ポチの今回の病名は「誤嚥性肺炎」(ごえんせいはいえん)ということでした。

入院当初は、嘔吐が続きているのは、異物が食道に突き刺さっていることが原因かと思われており、バリウムを飲んで何度もレントゲンの検査をしました。

レントゲンでは食道が少し狭くなっていることも示していたといいます。

その異物を内視鏡で調べるために、全身麻酔をかけようとしたのが、入院後5日目のことです。

しかし、ブログでもご報告した通り、肺に取り込む酸素の量を少なかったため、麻酔は途中で中止になりました。

この症状で獣医師は、食道ではなく気管のほうに問題があることが分かったそうです。

レントゲンでは食道と気管が重なっており、どちらに原因があるのか分かりにくいということです。

誤嚥性肺炎とは、本来、食道に入るものが、気管のほうへ入ってしまい肺に炎症を起こす病気とのことだと、院長から説明されました。

確かに、ポチは入院する1、2日前におやつを喉に詰まらせたことがあり、当日もやはり少し喉が詰まっているような症状がありました。

家に帰ってネットで調べてみると、「本来、食道を通過すべきものが誤って気管を通り、肺に炎症を引き起こしてしまったもの」を特に誤嚥性肺炎(吸引性肺炎とも)というそうです。

特に老犬で飲み込む筋力が低下している場合や麻酔をかけた場合、および強制的にチューブで給餌した場合などに発症するようです。

食べ物だけでなく、唾液や水、異物などを誤飲することによって、肺の化学的損傷、気道閉塞、感染などが生じ、炎症反応が引き起こるという記述もありました。

また、著しい急性炎症や吸引した物質による物理学的な気道閉塞が生じると、呼吸困難に陥ることもあるといいます。

そして、今回はポチが20回以上胃液を吐いたのですが、それに関しても以下のような記述がありました。

「胃酸を吸入すると呼吸器の上皮細胞と界面活性物質が著しく損傷され、誤嚥物質や食物、咽頭部細菌叢による細菌性肺炎を引き起こす」

動物病院でも同じような説明を受けたように思いますが、すべてを記憶することはできず、このようにネットで確認してみました。

今日のポチは、まだ少し喉がつまったような感じがあります。

抱っこをすると、ちょっとだけ呼吸に違和感を感じます。

しかし、食欲もあり、散歩に出ると元気に歩きます。

今日、処方されたのは1週間分の抗生剤と気管支拡張剤です。

これできちんと治ってくれればいいのですが…。

来週の日曜日に再び動物病院へ行き、レントゲンを撮る予定です。

2015101801
今日のポチ。やはり動物病院の中では「クンクン」と鳴いてしまうので、
外のテラスで順番を待ちました

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コメント

  1. ゆうママ より:

    とにかく一安心ですね。
    ポチ君、お父さんに会えてどんなに嬉しかったか・・・。
    人並みに色んな検査があるんですね。こちらは田舎なので、そこまでできる設備が整っている病院があるのかなぁ。
    うちのゆうは抗生剤が合いません。すぐ嘔吐・軽い痙攣等を起こすので。ポチ君は大丈夫なんですか?
    ポチ君早く完治しますように!!

  2. 晢ママ より:

    こんばんわ。
    ハッキリとした病名が分かって良かったですね。
    ワンコは物言わぬ生き物だし、飼い主が構うと元気に応対してくれるのでなかなか病気に気付くのが遅くなったりしますよね。
    良い病院が見つかって良かったです。
    ポチ君はまだ若いからすぐに元気になってくれます。

    やっぱり病院嫌いになってるみたいですね。
    晢ちゃんも病院の近所に来るとストを起こします。
    それもまた愛おしい❤

  3. Hikaru Larimal より:

    誤嚥性肺炎ですか・・・。
    都会育ちのポチくんなので引越した先で散歩で何か尖った物を飲み込んだのかとふと思っていました。

    それとこの書き込みもですが知らせるためなので前の退院の書き込みも返信はいいですよ。

  4. ふうたの飼い主 より:

    ぽちくんのお父さん
    ぽちくんの前では心配で心臓はドキドキしているのに、平静を装って看病して頭の中は、とっても疲れてると思います。心細かっただろうなとも思います。お父さんは頑張りました。

    ふうたと完治を祈ってます。
    返信はいりませんよ~

  5. ゆずママ より:

    こんばんは。ブログがなんだか重い感じがしていたのでもっと重篤な病気だと思っていたので、肺炎だからといっても油断できないのは分かっていますが肺炎で少し安心しました(ノ_<)

    人間も肺炎になると、息をしているだけでも苦しいものです。獣医ではないので分かりませんがワンコもおそらく苦しいと思われるので完治するまでは極力安静に(^^)

    ※返し不要です、ポチをしっかり観察してあげてください(o^^o)

  6. 今回の嘔吐の原因と治療方法がわかって、ひとまず安心いたしました。

    親戚の子供が誤嚥性肺炎で入院した事があるので病名は知っていましたが、犬でも同じ病気になるのですね。
    うちのメイは食いしん坊でいつも慌ててご飯を食べ、たまに喉に詰まらせる事があるので、これからは十分気を付けなければと思いました。

    痛い注射で可哀想ですね。ポチくんが鳴くという事は余程痛かったのでしょう。
    メイもワクチンなどの注射は全然平気なのにインターフェロンの注射だけは鳴きます。
    獣医さんから、かなり沁みる注射と聞きました。
    ポチくんの今回の治療も沁みるお注射なのですね。
    頑張りましたね。

    お薬飲んで早く良くなります様に。。。

    昨日のブログのお写真でポチくんが後ろ足を枕にして寝る姿はうちの子とソックリです。

    ひげぼうずさんも大変な日が続いていますからご自愛下さいね。

  7. 柴犬ゆっちゃん より:

    ひげぼうずさん、こんばんは。ポチくんの病名に驚きました。人間だけの病気ではないのですね。
    今回のポチくんの闘病の記事は色々と考えさせられました。ポチくんのこと、我が家の柴犬のこと。
    通院や投薬、大変ですが早く完治するといいですね。
    それにしてもポチくんはホントにホントにかわいいですね(^ ^)
    返信は不要です。

  8. げんきママ より:

    病名や症状のご報告、ありがとうございます。
    看病しながらのブログアップは大変でしょう。
    どうぞご無理をなさらずに、、、。
    愛犬の病気は本当に辛いですよね。
    犬は言葉が話せないので、看病には本当に気をつかいますよね。
    ひげぼうずさんまで病気になってしまわれませんよう、
    ご自愛ください。
    ポチくんが1日も早く全快するよう、お祈りしています。

  9. ハルママ より:

    誤嚥性肺炎。お年寄りによく見られる病気ですよね。まさか若いワンコでも なるとは…怖いですね。でも、治りますよね‼︎まだ、ツライ日々が続くと思いますが、ポチ君と共に頑張って下さい‼︎返信不要です。

  10. より:

    ポチくん早く良くなるといいですね。
    家もたまに吐くので、異物誤飲とかを疑って即病院に行きます。
    御大事にしてください!

  11. 匿名 より:

    犬は我慢強いですよね…ポチくん、苦しいだろうに。愛情深いひげぼうずさんも、どれだけ切ないことか。

    早く快くなりますように。

  12. たま より:

    誤嚥性肺炎ってお年寄りの病気ってイメージなんでびっくりですね。
    でも悪い条件が重なると若い健康な子でもなるのかな。
    最初の血液検査で炎症反応があればこんなに苦しい思いをしないで済んだのに、なんかタイミングが悪くてかわいそうでしたね。
    しばらく様子見して元気になれば良いですね。
    お大事にしてくださいね。

  13. みんみん より:

    ひげぼうずさま、ポチちゃん、今回のことお見舞い申しあげます。
    どれだけ自分の犬の健康がありがたいものなのか分かっているつもりですので私も心配していました。
    でも原因が分かって治療が始まれば改善されますから、ご主人様頑張って下さい。
    会社からの投稿なのでまとまっていませんが、取り急ぎコメント致しました。

  14. 柴犬のママ より:

    誤嚥性肺炎だったのですね。ポチくんもひげぼうずさんもとてもつらかったこととお察しします。
    今回内視鏡検査時の全身麻酔の様子で病名がわかったということですが、誤嚥性肺炎ならばX線画像やCRPの値で判明しそうですが、やはり物言わぬワンコの場合は人間と違って診断が難しいのですね。。
    ひげぼうずさんが普段から愛情深く接しておられるおかげで異変に早く気付けてよかったです。
    まだ療養中だとは思いますが、1日も早く全快してまた元気にドッグランで走り回る姿を楽しみにしています。

  15. hanahana より:

    ひげぼうずさん、おはようございます。
    原因がはっきり分かって治療方法も決まり
    まずは少しほっとしました・・・

    物言えぬワンコゆえ、見守る方も辛いですが
    ひげぼうずさんも元気出して下さいね。

    1日も早く症状が治まり元気になりますように・・・

    返信は不要です!!
    今はポチちゃんにいっぱい時間を注いであげて下さいね。

  16. アンモ より:

    ひげぼうずさん こんにちは
    ポチ君の病名が分かって良かったですね。

    ウチの91歳になるおばあちゃんと同じ病気です。
    おばあちゃんは、ご飯を食べる時に
    「今から飲み込みますよ~」と自分に言い聞かせて
    ゴックンしてます。

    ポチ君も ガツガツ食べないように
    気を付けてください。

    あと一週間、頑張ってください。
    一週間頑張れば きっと治ります!
    フレ~フレ~ポ~チ!
    ガンバレ、ガンバレ、ひげぼうずさ~ん!

  17. いとう より:

    ポチ君、退院されて良かったです。入院されたと聞いてから、ずっと心配でした。もう少しの間、経過を見守るのでしょうか。でも、ご自宅に帰ってこられ、大好きなひげぼうずさんの側で過ごせるのだから安心した事と思います。

  18. ハチのママ より:

    ひげぼうずさん、こんにちは。

    うちの叔母と同じ病名で驚きました。少しずつ様子を見ながら食べさせると大丈夫みたいですよ。レスも必要ないですよ。ポチ君といっぱい遊んであげてくださいね。

  19. こたろう母 より:

    ひげぼうずさん、はじめまして、
    ポチくんもひげぼうずさんも、とてもつらかったと思います。
    ポチくん、痛い注射も頑張りましたね。
    ポチくんの安心したお顔を見られて、涙がでました。
    完治を祈っています。
    返信は、いりません。ゆっくりと休んで下さい。

  20. みーたろー より:

    ひげぼうずさん、こんばんは。
    原因がわかって本当に良かったですね!
    でも完全に回復するまではやはり心配ですよね。。
    注射の姿を想像したら胸が苦しくなってしまいました。
    早くポチくんに元気になってほしいです。
    ポチくん、がんばれ!
    回復を祈ってます。

  21. ひげぼうず より:

    ゆうママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    以前、ひどい下痢のときも抗生剤が処方されたのですが、副作用も
    なく服用できました。

    薬に対しても個体差があるのですね。

    ご心配いただきありがとうございました。

  22. ひげぼうず より:

    晢ママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    やはり、病名が分かるまではとても不安でした。

    いろいろと検査をしたようで、それもポチには辛かったと思います。

    病院嫌いになったのは仕方ないですね。

  23. ひげぼうず より:

    Hikaru Larimalさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    新宿に比べると、意外と拾い食いするようなものが落ちていないん
    ですよ。

    今回の原因は固いおやつではないかと思っています。

    ご心配いただきありがとうございました。

  24. ひげぼうず より:

    ふうたの飼い主さん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    やはり病名が分かるまではすごく不安でしたね。症状が急変する
    のではないかという心配もありました。

    おかげさまで、今ではほとんど元の状態に戻っています。

  25. ひげぼうず より:

    ゆずママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    嘔吐が20回以上続いたときは、本当に頭が真っ白になりました。
    そして、やはり病名が分かるまではとても不安でしたね。

    注射や内服液で治療できる病気で幸いでした。

    ご心配いただきありがとうございました。

  26. ひげぼうず より:

    メイちゃんママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    注射にも、やはりしみる、しみないがあるのですね。

    ポチの鳴き声は、僕の鼓膜が破れるのではないかと思うほどの
    大きさだったので、本当に辛かったです。

    それに入院中も、もしかして鳴いていたと思うと…。

    おかげさまで、今ではほとんど元の状態に戻っています。

  27. ひげぼうず より:

    柴犬ゆっちゃんさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    今回の病名は初めて知りました。そして、若い犬も起きる可能性
    があることも知りました。

    まだまだ犬に関しては知らないことがいっぱいです。

    ご心配いただきありがとうございました。

  28. ひげぼうず より:

    げんきママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    そうですね。特にポチは我慢強いほうだと思うので、嘔吐する前
    にも本当は具合が悪かったのかもしれませんね。

    おかげさまで、今ではほとんど元の状態に戻っています。

    ご心配いただきありがとうございました。

  29. ひげぼうず より:

    ハルママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    若い犬でもなるというのは、僕も少しびっくりしています。

    おかげさまで、今では元気を取り戻しています。

    ご心配いただきありがとうございました。

  30. ひげぼうず より:

    Jさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    誤飲は本当に怖いですね。うちは誤飲だけなく、拾い食いもするので、
    いつも気をつかっています。

    おかげさまで、今ではほとんど元の状態に戻っています。

    ご心配いただきありがとうございました。

  31. ひげぼうず より:

    がんこ母さん(おそらく)、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    本当に犬は我慢強いと思います。もっと鳴いてくれてもいいのにと、
    今回そう思いました。

    おかげさまで、今では元気を取り戻しています。

    ご心配いただきありがとうございました。

  32. ひげぼうず より:

    たまさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    そうですね。今回のようにポチのような若い犬もなる可能性が
    あるようです。

    最初は炎症反応がなかっただけに、病名の判定も遅れたのかも
    しれませんね。

    ご心配いただきありがとうございました。

  33. ひげぼうず より:

    みんみんさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    やはり病名が分かると、少しだけですが安心できました。
    そして、治療も順調に進み、今はほとんど元の状態に戻っています。

    ご心配いただきありがとうございました。

  34. ひげぼうず より:

    柴犬のママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    入院した当初は炎症反応もなく、レントゲンでは食道のほうに少し
    異常が見られた程度だったので、おそらくその後に炎症が起こった
    のだと思います。

    ご心配いただきありがとうございました。

  35. ひげぼうず より:

    hanahanaさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    病名が分かったときは、少しだけほっとできました。

    そして、その後の治療も順調に進みました。

    ご心配いただきありがとうございました。

  36. ひげぼうず より:

    アンモさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    どうもありがとうございます。

    そうですね。今後は十分に気をつけたいと思います。

    おかげさまで治療も順調に進み、今はほとんど元の状態に戻っています。

  37. ひげぼうず より:

    いとうさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    やはり家だと安心できるようで、回復も早かったと思います。

    今はもうすっかりお元気を取り戻しました。

    心配いただきありがとうございました。

  38. ひげぼうず より:

    ハチのママさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    そうですね。犬も歳を取ると発症しやすいようですね。

    今後は食べさせ方も気をつけたいと思います。

    ご心配いただきありがとうございました。

  39. ひげぼうず より:

    こたろう母さん、はじめまして。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    どうもありがとうございます。

    おかげさまで、病名も分かり今ではほとんど元の元気な状態に
    戻っています。

    明日はどこかのドッグランへ連れていきたいと思います。

  40. ひげぼうず より:

    みーたろーさん、こんにちは。

    ご返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

    病名が分かったときは、ちょっとだけ安心しました。

    しかし、注射のときの鳴き声は、本当に聞くのがつらかったです。
    よほど痛かったのだと思います。

    おかげさまで、現在はすっかりと体調は戻っています。