10-ごあいさつ・雑記

“環境省推計の33倍以上”という驚きのニュース

朝晩はかなり涼しくなりましたが、早足で散歩するとやはりまだまだ汗が出ます。

今朝も半袖、半ズボンで散歩に出かけました。

最初は少しひんやりとした感じでしたが、散歩後半はこの格好でちょうどいい感じでした。

やはり汗も少しかきました。

これくらいの陽気が散歩には一番良いように思います。

さて、今朝の朝日新聞に衝撃の記事が掲載されていました。

■犬猫2万匹、流通過程で死ぬ 朝日新聞・AERA調査で判明 昨年度
http://digital.asahi.com/articles/ASH9K6FQKH9KULZL003.html

2014年度、国内で販売されるなどして流通した犬猫の数は約75万匹で、その約3%にあたる2万3,000匹あまりが流通過程で死んでいたというのです。

これは朝日新聞と雑誌「AERA」の調査で分かったということで、犬猫の国内流通の実数が判明するのは初めてだといいます。

これまでは流通の実数は正確に把握されておらず、環境省が販売業者らに2009年調査したところ、犬は年間約59万5,000匹、猫は7万5,000~17万匹と推計されたとか。

そして、そのうち死亡したのは犬は約450匹、猫は約80~240匹にとどまると見られていたといいます。

流通の数は今回の調査の数字に近いですが、死亡した数は33倍以上の開きがあります。

しかも、死因は報告義務がないため分からないそうです。

これは驚きの数字です。

これまでの数字は何だったのでしょうか?

記事では横浜商科大准教授の声も紹介されていました。

「実数が把握できることでようやく犬猫の流通・小売りの全体像が見え、どこが課題なのかがわかってくる。効果的な政策立案が可能になり、生体販売について研究が進むことも期待される」

犬猫の流通・小売りの全体像というのを、環境省なども把握していなかっということに、正直びっくりしています。

確かにブリーダーやペットショップで売れ残ったペットはどうなるのか。ずっと前から疑問に思っていました。

また今年の春、「犬の引き取り屋」が実態が明るみになった件はこのブログでもお伝えしましたが、まだまだペットの流通に関しては闇が多いように思います。

しかし、犬猫が流通過程で2万匹も死んでいるというのは、やはりショッキングなことです。

今回の調査をきっかけに、行政が流通の実態をきちんと把握し、しかるべき対応をしてほしいと切に思いました。

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もしポチが売れ残っていたら、一体どうなっていたのか。
そう思うと、ちょっと恐ろしいですね

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コメント

  1. ミシェル より:

    今思えば、うちの恭ちゃんは
    5ヶ月半くらいでうちの子になりました。
    あまりに小さかったので全然気づかなかったんですが、
    売れ残ってたから価格も下がってたようです。
    小さい上にスゴく痩せてたから
    ペットショップとしてはあまり大きくならないように
    フードもぎりぎりの量しか与えてなかったと思います。
    最初のがっつき方がそれを物語ってます。
    ペットショップで5ヶ月を過ぎて
    けっこう大きくなってる子を見ると
    心配してしまいますね、
    余裕があれば何頭でも引き受けたいくらいです。

  2. さち より:

    買う人がいるから売り手も儲けのために無理な繁殖を繰り返す…繁殖犬は散歩も知らず人の暖かさも知らずヒートの度に子供を産まされ…一生涯クレートの中で過ごすそうです(T_T)産まれた子供も直ぐに親兄弟と引き離されひとりぼっちで店頭のショーケースに入れられ夜はダンボール箱で過ごします…あげく売れ残りと産めなくなったワンコは…

    ポチくはひげぼうずさんの家族になれて幸せ~
    ココちゃんも家の家族になれて幸せ~なはず!?
    でもその裏側にはイロイロあったのかもしれませんね…
    ちなみにココちゃんは保護団体からやって来たワンコです(^^)お転婆すぎて売れなかったのかな??

  3. J より:

    個人的には記事を出したのが⚪日新聞なのでもう少し根拠が出ないと信用できないというのが本心です。今まで数多くの捏造記事を載せてきた新聞ですから頭数を水増ししていていても全く不思議じゃないので。
    ただ、仔犬に流通の移動は負担は大きそうだから、少し信用できるかなぁと。
    でも、自分も思いました。家の愛犬もよく小さいからだで耐えたなぁと。そして売れ残ったらどんな犬生を送っていただろうと。

  4. ぺー より:

    ひげぼうずさん、こんにちは。

    今回の数字は2013年に動物愛護法が改正されたことに伴い、
    販売業者に飼育数や死亡数など一定の報告義務を定めたことで判明したことです。
    朝日が独自に全て調査したわけではなく数字を拾い出しただけのようです。
    とは言え、マスコミが拾い出すまで国で活用されていたのか疑問が残りますが・・・

  5. ヒグマ より:

    改めてちゃんとした数字にされると本当にショックですね。
    うちの子は実はペットショップで出会った子です。
    今思えば、生後2ヶ月になる直前ぐらいにあのペットショップにいたんだから、
    親元から離されたのはクマがいくつの時だったんだろうと胸が痛くなります。
    しかもクマは佐賀生まれだったはずなので、北海道に来るまでどれだけ辛かったことか。
    その分がんばって幸せにしようと思います。
    日本はもう生体販売が主流になってしまっていますよね。
    今からいきなり生体販売禁止!ってなるとそのせいで犠牲になる子が山ほど出てきそうな気がします。
    少しずつでも動物たちにとっていい方向にかわっていけるように、私たち飼い主たちもいろいろ考える必要がありますね。

  6. ひげぼうず より:

    ミッシェルさん、こんにちは。

    恭ちゃん、そんなに痩せていたんですか。きっと、お腹を空かせて
    いたのでしょうね。

    うちはブリーダーからですが、やはりフードは少量しかあげないように
    という指示がありました。

    ペットショップで徐々に値段が下がっていく犬を見ると、本当に
    切なくなります。

  7. ひげぼうず より:

    さちさん、こんにちは。

    きっとそのような実情なのでしょうね。買う側も問題がありますね。

    ココちゃんは、いい飼い主にめぐり会えて幸せですね。

    うちはこんな飼い主ですが、普通に暮らせていることを考えると
    幸せなほうなのでしょうね。

  8. ひげぼうず より:

    Jさん、こんにちは。

    そうですね。自分の愛犬が売れ残っていたらどうなるのか、と考えると
    ちょっと怖いですね。

    あと、うちもそうでしたが、やはり移動の負担は結構ありますよね。

    ポチには他に兄弟が2頭いますが、今、どのような生活をしているのか
    ふと気になってしまいました。

  9. ひげぼうず より:

    ぺーさん、こんにちは。

    このような数字が明るみになったことは、大きな意義があると思います。

    そして、朝日新聞のような主要なマスメディアが紙面を大きくさいて記事にしたことによって、
    より多くの人にこの事実が伝わったと思います。

    おっしゃるように、この数字を行政がきちんと把握、分析していたのか疑問が残ります。

  10. ひげぼうず より:

    ヒグマさん、こんにちは。

    クマちゃんは佐賀から北海道へやってきたのですね。確かにその移動距離は
    すごいですよね。

    うちも熊本から東京へやってきたのですが、生後2カ月前の小さな体で、
    飛行機に乗せられたときはすごく不安だったと思います。

    ペットビジネスがここまで大きくなってくると、なかなか変えるのは
    大変そうですが、少なくとも闇の部分は明るみになって、少しでも
    いいほうに変わってほしいものです。