05-おでかけ

軽井沢旅行 その2 ドッグコテージ編

今回の旅行を軽井沢に決めた最大の理由は、ぜひともある宿に一度
泊まってみたかったからです。

それは「軽井沢 プリンス森のドッグヴィレッジ」にあるドッグ
コテージです。

ここは「軽井沢プリンスホテル イースト」の広大な敷地にある
犬専用の宿泊施設なのです。

このホテルのコテージは、テニス合宿などで何度が宿泊したこと
があるのですが、4人が泊まれるコテージが大自然の中に点在していて、
まさにリゾート気分が味わえる宿です。

そして、ドッグヴィレッジは、人間用とは少し離れたエリアにあり、
足洗い場を設けるなど犬のためのコテージが25棟建っています。

また、ドッグサロンやドッグランも完備されています。

以前、このホテルに泊まったときに、この犬専用の宿は目にして
いたのですが、「こんなところへ犬を連れてくるのは、きっとお金
持ちに人なんだろうな」と思っていました。

確かに、普通に予約すれば、オフシーズンの平日でも1棟借りるのに
4万円近くかかります。

なので、ここに泊まるのは夢物語だと思っていたのですが、今シーズン
から「わんちゃんと二人旅!」という宿泊プランが登場したのです。

これは、1名+犬で1泊15,000円からという格安のプランなのです。

食事も付いていないので、15,000円という宿泊代は他の宿に比べれば
決して安くはありません。

しかし、そこは「憧れの宿」です。それが僕にも手に届く料金で
泊まれるわけですから、もうすぐにでも行きたくなってしまいました。

なので、まだそんなに寒くはない9月の平日に行くことにしました。

チェックインは、ホテルのフロントで行いました。その間、ポチは
車の中で留守番です。

チェックインの手続きが終わると、「ドッグケアハウス」というペット
サロンのような場所で、エチケットケアを行いました。

このあたりはさすがプリンスホテルの施設というか、爪が伸びていないか、
体が汚れていないかなどを事前にチェックされます。爪切りや足裏の毛の
カットなどは無料で行ってくれます。

ポチは爪も伸びていなくて、むだ毛もないので、そのサービスのお世話に
なることはありませんでした。

そして、いよいよポチと一緒にドッグコテージに向かいました。スーツ
ケースやクレートは、事前にポーターがカートで運んでくれました。

コテージは以前も泊まったことがあるので驚きはありませんでしたが、
足洗い場があったり、寝室や水回りに入れないように柵があったりと、
やはり犬専用の作りになっています。

もちろん、ペットトレイやシート、うんち袋、消臭剤、そして専用のゴミ
箱など、アメニティも充実しています。

テラスにはリードフックも付いていました。

ポチはコテージに入った瞬間から、落ち着きがありません。ウロウロと
室内じゅうを歩き回り、たまに「クンクン」という鳴き声も出しました。
やはり、ふだん居る場所と違うので、不安なのでしょう。

僕が荷物を運ぶにベッドルームに入ると、柵に前足をかけて「ワン」と
短く何度も吠えました。

いつもは僕に甘えることはないポチですが、このような場所では少しでも
僕と離れると不安になるのでしょう。可愛いものです。

けど、浜名湖のペンションでも湯布院のホテルでも同じような感じ
だったので、そんなに心配はしませんでした。

ポチが落ち着けるように、大型犬用のクレートをあらかじめ用意して
もらい、その中にいつも車に積んである小さなクレートを入れ、
ポチの寝床を作りました。

夜、僕がベッドルームで寝ているときも、この中に入って静かにして
いました。

このドッグコテージは、犬を留守番させておくのは禁止されています。

その代わりいくつかのケージが入った専用のコテージがあり、その中で
犬は留守番することになっています。

ケージというよりも仕切版で他の犬が見えないようにした小さな個室の
ような作りです。

夕食のときに、最初にここに預けたのですが、ポチはこの場所が気に
入ったようです。深夜、僕が温泉に入るために、再度ここに預けた
のですが、そのときは自分から中へ入っていきました。

ポチの夕食ですが、昼間にドッグカフェで手作りゴハンを食べたせいか、
持参したドライフードをほとんど食べませんでした。なので、レトルト
のウェットフードをあげました。量が少ないせいか、完食しました。

僕の夕食はといえば、隣接するショッピングセンターで地元の野菜を
中心とするバイキング料理ですませ、朝食は手作りのパンをテラスで
いただきました。一人の食事なので、これで大満足です。

ポチにとっては、自宅に比べるとこのコテージはあまり居心地が良く
なかったかもしれませんが、そのぶん、ずっと僕のそばに居てくれ
ました。この日は、深夜1時ころまで起きていました。

ふだん、近い場所でポチと長時間一緒にいることはないので、この
旅行でポチと僕の距離が少し縮まったような気がします。

→次回へ続く

2013093001
憧れだった「プリンス森のドッグヴィレッジ」

2013093002
広大な敷地の中にコテージが点在しています

2013093003
まずは「ドッグケアハウス」でエチケットチェック

2013093004
こちらが我々が泊まったドッグコテージ。一人で泊まるには広すぎです

2013093005
リビングルーム。窓の外は緑が美しい大自然が広がっています

2013093006
僕が寝たベッドルーム。この日は寒かったので、床暖房を入れました

2013093007
ベッドルームに犬が入れないように柵があります

2013093008
玄関横にある足洗い場です

2013093009_2
犬のアメニティも充実しています

2013093010
大きなクレートの中に小さなクレートを入れました。これで安心して眠れます

2013093011
チェックアウトの際に、マーキングなどをした箇所を自己申請。
前のワンちゃんの匂いが残っていたのか、ポチは1箇所だけマーキングをしました

2013093012
これが留守番用のケージ。他の犬が見えないので、ポチも落ち着いて過ごせたようです

コメント

  1. ささまる より:

    快適な施設ですね!!
    こんなところがあるなんて、知りませんでいたぁ~!!
    いつかは行ってみたいなぁ…。
    確かに、一人では広すぎますね(笑)
    私も愛犬と2人旅になることが今後予想されますので、広い施設はお友達も誘って一緒に利用できたらいいなぁ~…なんて、思いました^^

  2. ひげぼうず より:

    ささまるさん、こんばんは。

    そうですね。一人では広すぎて、ちょっともったい感じでした。しかし、
    緑に包まれた本当に素敵なところでした。

    こういう場所は、友達と行くのにもいいですね。

    ぜひ、一度訪れてみてください。

  3. すごい!
    我が家もペットと泊まれる宿はいくつか行きましたが、ここまで徹底した管理をしている所はなかなかないですよ〜
    私達が北海道で泊まったホテルでは、隣の部屋のまだ仔犬の飼い主が、犬をケージにも入れずにお風呂か食事にでも行ってしまい、1時間ぐらいずーっと鳴きっぱなしで…(´・_・`)
    心配で、テラスから少し様子を見てしまいましたよ…(ーー;)
    ペットとの旅行も一般化してきましたが、まだまだ慣れてない飼い主も多いですからね。
    人も犬も安心して滞在を楽しむための配慮、さすがプリンスですね。

  4. 浩之輔 より:

    すごいですね!
    ドッグコテージさすがですね。
    環境も外観もポチくん大喜びだったでしょうね!

    アメニティとか足洗い場など充実しているみたいで
    飼い主としても安心ですね。
    また離れになっているのでその辺も安心ですし。

    初めての所で、ポチくんとの絆を深められるし
    いいことづくしの旅をなさってるみたいで、羨ましいですね。

  5. ひげぼうず より:

    イッコーの嫁さん、こんばんは。

    そうですね、さすがプリンスホテルです(笑)。

    行く前にも同意書やワクチン&狂犬病のコピーを送ったり、当日は
    エチケットチェックがあったり…。

    けど、そのぶん、犬も人も快適に過ごせるところでした。

    日本でもこのような施設がもっと増えるといいですね。

  6. ひげぼうず より:

    浩之輔さん、こんばんは。

    コテージだと、吠え癖のある犬にはいいでしょうね。普通のホテル
    だと結構気を遣いますからね。

    ただ、初めての場所は、どんな犬も落ち着かないと思います。特に
    ポチはそのあたりはすごく神経質になります。なので、ふだん寝ている
    クレートは必需品です。

    ブログには書いていませんが、大変なことは結構ありますよ(笑)。
    決していいことばかりではありません。

    あとで思うと、それもいい思い出なんですが。