ネットを見ていたら、愛媛県の小学校の校庭で、犬が児童ふたりを噛み、うちひとりに15針を縫う大けがをさせたというニュースが載っていました。
映像で見ると、どうやら柴犬(or柴犬MIX)のようです。
80代の男性の飼い主の家から逃げ出したそうですが、犬の表情を見ると人を噛むようには思えないので、よほど興奮していたのでしょう。
ふだんはおとなしい犬でも、興奮すると何をするかわかりません。
いずれにしても、飼い主がしっかりと見ていないとダメですね。
この飼い主が高齢の方というのが、ちょっと気になりましたが…。
さて、四国旅行記の4回目です。
今回は「四万十町の宿編」です。
昨日ご報告した通り、かなり怖い思いをした愛媛県の道路を通り、高知県へ入りました。
しばらくすると、四万十川の上流が見えてきました。
「四万十川源流の町」という看板も見かけました。
そして、再び細くなった道を走り、今夜の宿へ向かいました。
途中、四万十川の河原に面したキャンプ場があったのて、休憩も兼ねてポチと少し散歩しました。
目的地の宿ですが、予定通り夕方の5時頃に着くことができました。
カーナビ通りに行ったら、全然違う場所に着いてしまったので、宿に電話して場所を聞きました。
この日はカーナビに裏切られてばかりでした。
この日泊まったのは「松葉川屋」という宿です。
同じ敷地内に母屋とは別に2軒の一軒家がある、民宿のような宿です。
我々の宿は二階建てではなく、平屋のほうでした。
夕食は6時半ということだったので、部屋に入る前にビールなどの買い出しに行くことにしました。
宿では食事のみで、飲み物の用意はないようです。
宿の方に店の場所を聞いて、車で向かいました。
そういえば、内子町の道の駅からこの宿まで、コンビニは一軒もありませんでした。
教えてもらったスーパーも、JRの駅の近くで、車で10分くらいかかりました。
ビールやつまみなどを買って宿に戻り、ようやく部屋に入ることができました。
この平屋の一軒家は、キッチンの付いたダイニングと、6畳の和室の1DKで、玄関にはテーブルが置かれた広い土間もあります。
この土間は、大型犬連れには便利そうです。
この宿は僕のような一人旅も歓迎してくれますが、こちらの平屋の部屋は、2~4名くらいの宿泊向きだと思います。
ただ、ここはペット同伴専門の宿ではないので、トイレトレーやシートなどペット関連の備品は置かれていません。
また、事前に確認したのですが、ケージもないということなので、僕は車に積んでいたクレートをポチの寝床として中に持ち込みました。
ほどなくして、夜の食事が運ばれてきました。
カツオのタタキと四万十ポークの冷しゃぶがメインの食事でしたが、地元の名物を食べることができて、とても満足しました。
朝食もご主人が四万十川でとったという鮎の塩焼きがメインの、素敵なものでした。
ポチの食事は、四万十ポークの肉2切れ分を細かくちぎってドライフードに混ぜたものです。
肉が美味しかったのか、あっという間に完食です。
当初は夕食後に車で20分くらいいったところにある「松葉川温泉」へ行こうと思っていました。
しかし、宿に来る前に下見を兼ねて寄ってみたのですが、やはり細い道を走らなくてはいけませんでした。
愛媛県の県道で怖い思いをしたばかりなので、夜の暗い道を走る自信をなくしていました。
ですから、温泉には行かず、宿でのんびりと過ごすことにしました。
夕食のときは、ビールだけでなく、地酒も飲み、いい具合にほろ酔い気分になりました。
疲れもあったので、しばらくの間寝てしまいました。
ポチも僕が寝ている間静かにしていたので、おそらく寝ていたと思います。
そして、夜の10時くらいに散歩へ出かけました。
宿に入る前にオシッコをさせるために、少しだけ近くの農道を歩いてみたので、大体の地理は分かっていました。
しかし、夜はまわりは本当に真っ暗になり、少し先もまったく見えません。
宿で借りたランタンを頼りに、30分ほど歩いたのですが、ポチはなかなかウ○チをしません。
なので、さらに別の場所を歩くことにしました。
途中、外飼いの犬に吠えられたりもしましたが、ボチは何とかウ○チをしてくれました。
結局1時間近くの散歩になりましたが、きれいな空気を胸いっぱいに吸い、そして満天の星空も眺めることができ、とてもいい気分になりました。
しかし、旅に出ると、ポチはこのようになかなかウ○チをしません。排泄のリズムが狂うようです。
食事をあまり食べなくなったり、排泄がうまくできなかったりと、ふだんとは様子が少し違います。
いつも旅に出ると、柴犬って本当に繊細なんだと感じます。
さらにこの日の宿では、僕に何度もマウンティングをしました。
やはり、見知らぬ場所で少し不安になっていたのでしょう。こんなところにも繊細さを感じました。
この日の夜は不安なことがひとつありました。
それはポチをクレートの中で寝かせることです。
これまでの旅行ではケージや大型犬用の大きなクレートで寝かせたことはあるのですが、車に積んでいる小さなクレートは初めてです。
本当はペッドやマットの上で寝てくれればいいのですが、ポチはそれらを破壊してしまうので、ふだんからそこでは寝ていません。
以前、一度だけケージやクレートがない部屋に泊まったことがあるのですが、そのときはポチは一晩中部屋の中をウロウロし、ずっとクンクンと鳴いていました。
かなり心配したのですが、ポチはクレートに入った最初の5分くらいはやはりクンクンと、鳴いていたのですが、その後は静かになりました。
やはり、ふだんから車の中に置いてあるクレートの中で休んでいるので、安心感があるのでしょうね。
その後、僕が目覚める6時間後まで、クレートの中で静かにしていました。
このことは、今回の旅行では大きな発見でした。今後の旅でも使えそうです。
このように、四万十町の素敵の宿での時間はあっという間に過ぎていきました。
※「松葉川屋」さんのブログにポチが紹介されました。
http://blogs.yahoo.co.jp/matsubakawaya/38990369.html
→その5へ続く
こちらが正面玄関です。車を停めるスペースがこのすぐ前にありました
寝室になる6畳の和室。ポチはじゅうたんの臭いをしきりにかいでいました
スーパーで買った地酒も飲んで、ちょっとほろ酔い気分になりました
宿のすぐ近くの農道の風景。朝の散歩もとても気持ちよかったです
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コメント
こんばんは。
以前、車でお遍路をしたことがあるのですが、
四国は狭い道ばかりで苦労したことを思い出しました。
でもそれだけ人の手が入っていない素敵な場所も多いですね。
いつもひげぼうずさんは素敵な宿を選ばれますね。
どういった情報収集をされているのでしょうか?
とても気になります。
ウ⚫️チをしてくれて、良かったですね、本当に柴犬は繊細ですよね、そこが
手がかかるけど、愛おしいと感じます。
和風のお宿にポチ君がいると
絵になりますね。
日本昔ばなしや、カルタを思い出します。昭和っぽい雰囲気、大好きです。
こんばんは
四国旅行記、毎晩楽しく、あるいはハラハラ(笑)しながら拝見しています
お宿のブログも拝見しに行ったら、可愛いポチ君の写真がたくさん!
ひげぼうずさんがカメラを預かって撮られた写真との事で、道理でいつもの「父ちゃんを見上げる笑顔」でしたね(^-^)
とても良い子だったとお宿の主さんも絶賛してらして、なんだか嬉しかったです
ご無沙汰してます。アメバにメッセージを頂いてたみたいで気が付かなくてすみません。
内容に問題ありで消されてました。
昨日のコメントのお返事にも書きましたが、
空がヒートになりまして…
亀石ドックランは料金所でドックランと言うとドックランまで無料です。寒いとこなので厚着がいいかと…
ポチ君は色々旅行に行けて羨ましいです。
噛みつきについては…わんこはビックリして噛んだりする事があるみたいです。うちも繁殖期は気をつけないとです。
ぺーさん、こんにちは。
小春ちゃんの1歳の誕生日、おめでとうございます。
今後の成長が楽しみですね。
確かに愛媛県だけでなく、高知県も細い道が多かったですね。
手つかずの自然も多いのでしょうね。
最近はペット同伴可を見つけるのにいろいろなサイトがあるのですが、
今回の四万十町の宿は「STAY WITH DOG」というところで見つけました。
昨年の宮崎の宿を見つけたのもここでした。
http://living-with-dogs.jp/stay/
ぶたふらみんごさん、こんにちは。
そうですね。柴犬って本当に繊細だと思います。
旅行へいくと、ウ○チだけでなく、オシッコもなかなか出ないときも
ありますから。
確かに柴犬はこのような和風の宿に似合いますね。
このような宿が全国的に増えてくれるといいのですが。
ろみきちさん、こんにちは。
宿の方によると、柴犬はよく吠えるというイメージがあったようで、
全然吠えなくて、おとなしくしていたポチは珍しかったみたいですね。
宿の方にもいっぱい撫でてもらって、ポチもうれしかったと思います。
宿のブログに掲載された写真は、何か不思議な感覚ですね。いつもの
ポチの表情なのですが、他の方のブログに載ると別犬のようです。
ゆうこさん、こんにちは。
おそらくメッセージにメールアドレスが入っていたので、
「問題あり」と判断されたのでしょうね。
僕のアドレスはブログのトップページにありますので、お気軽に
ご連絡ください。
空ちゃんのヒート、おめでとうございます。今回こそは二世誕生と
なるといいですね。
亀石ドックランの情報、ありがとうございます。その方法を
使わせていただきます。雪が積もっていないといいのですが…。
先日は当宿をお選びいただき、ほんとうにありがとうございました[E:happy01]
当宿は、経営の方針でほとんど宣伝しておりませんので、こうして、ご利用いただいた方が宣伝してくださるのが一番嬉しいです。
季節が変わると、また景色も変わってきますので、是非また機会がありましたら、遊びにいらしてくださいね[E:clover]
松葉川屋さん、こんばんは。
先日はお世話になりました。
素敵な宿に、美味しい料理。本当に贅沢な時間を過ごさせて
いただきました。
そうですね。ぜひ次は夏にお邪魔したいですね。そのときは
またよろしくお願いします。