先週から続いていた寒波はひと段落したようですが、うちの地方は今日もとても寒い朝になりました。
今朝の散歩のときは、-4.8度まで気温が下がりました。
最近はずっとこのような気温なので、数字だけ見てもそんなに驚かなくなりました。
しかし、-5度近いとやはりとても寒いですね。
さて、先日のブログで、猫の飼育数が犬を逆転したことを話題にしました。
このデータは、ペットフード協会の調べによるものですが、この調査には興味深いデータも載っていました。
それは高齢の飼い主がかなり多いことです。
■シニアにおける犬飼育実態
http://www.petfood.or.jp/data/chart2017/4.pdf
この調査によると、すべての年代で犬の飼育数が年々減っていることが分かります。
僕が驚いたのは、50代以上のシニア世代が、全体の4割を占めていることです。
人間の世界では高齢化の傾向が続いていますが、犬の飼い主も同じ傾向のようです。
しかも2017年度は、70代の割合が5ポイント近く上がる予想となっています。
この調査では、散歩の時間、回数も公表されています。
年代が上がるにつれて、散歩の頻度、時間ともに増加しており、70代では約40%が1日1回以上の散歩を行っています。
逆に20代、30代の若年層は散歩の頻度が下がっています。
さらに、散歩にかける時間も、1回あたり30分以上の散歩を実施する割合が70代で最も高く約60%となっています。
確かに20代~50代は、仕事をしていることもあり、散歩をする時間は少なくなっているのでしょうね。
「飼育犬種世代別ランキング」も発表されていて、50代~70代は、雑種を除けば柴犬は第2位となっています。
人気のチワワやトイ・プードルよりも上です。
1位はミニチュア・ダックスフンドですが、確かに、うちの周辺にもダックスを飼っている年配の方が多いですね。
犬を飼うきっかけは、「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」は断トツの第1位です。
しかし、「運動不足解消のため」が年代が高くなるにつれて、ポイントが高くなっています。
これもうなずける数字ですね。
いずれにしても、50代~70代にこんなにも多くの犬の飼い主がいるのには驚きです。
今後も高年齢化が進むと思います。
そんな時代だからこそ、高齢者の飼い主に優しいサービスの登場や、飼育環境の整備も望まれると思います。
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コメント
高齢者の方が動物を飼うことは、精神面等考えてもとても良いことだと思います。
ただ一方で飼い主自身が病気等で途中で飼育出来なくなってしまい、最悪保健所へ持ち込むという事例があるのも事実です。高齢者に限りませんが終生飼育、そして万一飼育出来なくなった場合に次の飼い主を見つけるということまで考えた上で動物を迎えて欲しいと思います。無論殆どの飼い主さんが考えてることだと信じてますが、時折殺処分問題を見るたびに色々考えてしまいます。
はなおさん、おはようございます。
おっしゃるように、病気や体力が原因で手放す人もいるようですね。
今回の調査でも「最後まで世話をする自信がないから」と思って犬を飼わない70代の方が、とても多かったようです。
そのような理由で不幸な犬が増えるのは悲しいですね。
ひげぼうずさんこんにちは^ ^
確かにうちの親もそうですが、散歩してて出会うのも高齢の方が多いです。昨日の夕方会った方も、8ヶ月の柴を連れていた80代近いであろう方でしたし、他にもたまに会う方もいて、柴犬率も高いです。
毛が抜けないトイプーもよく見かけますし、中には多頭飼いの方も。
元気だなあと思います。
だから本当に多いと思いますよ。
うちの親に関して言えば、理由は母が犬好きだったからと、運動になるからという理由ですね。
うちの場合は両親が面倒見れなくなったら私が引き取る約束をしていますが、あの子が死ぬまでは私も元気でいないとと励みになっているみたいです。
一緒にしつけ教室に通って、新たな人脈が広がったりと楽しそうにしていて、特に犬好きな母は溺愛していますね。
最近は「老犬ホーム」というのもできているとテレビでやっていました。
獣医と連携して、動物看護師の免許を持つ方たちがケアに当たられていました。老犬専用のデイケアで、飼い主が老犬の介護に疲れた時や高齢者が入院する時などに預かってもらうみたいですね。犬の世界も老老介護になることが多いようです。
やまじゅんさん、こんにちは、
そうですね。うちに周辺でもそうですが、柴犬の飼い主には年配の方も多いですね。
歳を取ると、家に引きこもる方が多い中、犬を飼っているといろいろな人との出会いがありますよね。
散歩をするので肉体的に健康になると同時に、精神的にもいい効果があると思います。