10-ごあいさつ・雑記

「ポチ」という名前の由来は

今日はポチと友人と一緒にちょっとだけ遠出をしました。

少し長いドライブになりましたが、腰の具合は今のところ大丈夫なようです。

今日の様子は、後日詳しくご報告したいと思います。

さて、うちの愛犬は、ご存じのように「ポチ」という名前です。

昔はよくある犬の名前でしたが、最近はほとんど聞かれなくなりました。

確かに僕の子どものころは、犬はポチ、猫はタマというのが多かったように思います。

実際にうちの家で初めて飼った犬もポチでした。

その犬の印象が強くて、自分で初めて飼った犬にもポチという名前を付けました。

それが今のポチの名前の由来になっています。

けど、どうして昔はポチという名前が多かったのでしょうか?

そのことを検証するテレビ番組がありました。

「人名研究バラエティー  日本人のおなまえっ! 【日本人のペットのおなまえ】」いうNHKの番組です。

この番組のことは、ブログへいただいたコメントで知りました。

8月に録画しておいたのですが、すっかり忘れていて、やっと昨日見ました。

この番組の説によると、ポチという名前の由来の説は3つあるそうです。

1つめは、明治時代初頭のころ、フランス人が自分の犬のことを、フランス語で小さくて可愛いを意味する「プチ」と言っていたことに由来するとか。

それを日本人が「ポチ」という犬の名前だと勘違いしていたという説です。

2つめは、イギリス人が犬のまだら模様を「スポッティ」と言っていたのを、やはり日本人が「ポチ」という名前の犬だと思っていたという説です。

そして、3つめは犬のぶち柄のことを、英語で「パッチ」と呼ぶのを聞いて、ぶち犬のことを「ポチ」と呼んだ説です。

いずれも日本人の外国語と日本語のやりとりの中での「勘違い」から生まれた名前とのことです。

そして、ポチが日本での犬の名前の定番になったのかは…。

明治19年に発行された尋常小学校の教科書に「ポチハ、スナホナ イヌ ナリ」と載ったことにより、急速に広まったとのことです。

そして、非常に利口な犬の名前として、付ける人が増えていったそうです。

また、尋常小学校の唱歌に「ポチとタマ」という歌が登場し、そして唱歌「花咲爺」にも「裏の畑でポチが鳴く…」でも歌われるようになり、さらに多くの人に名前が広がったそうてす。

ちなみに、明治43年の犬の名前ランキングは、1位がポチで、2位がジョン、3位がマルだったとか。

確かに僕の子どもころは、ジョンという名前の犬も多かったように思います。

何か懐かしいですね。

いずれもしても、「一世を風靡した」ポチという名前も、今ではほとんど聞かれなくなりました。

これまで実際にポチという名前に会ったのは、しつけ教室に来ていた柴犬だけでした(たぶん)。

周りがポチという名前の犬だらけになるのも何か変な気分になりますが、まったくいないというのもちょっとさみしいものです。

せめて柴犬だけでも、ポチという名前が増えてほしいものです。

2017112501
今日のポチ。朝の散歩を終え、まったりとしているところです

2017112502
利口な顔をしているようには見えませんが…。
でも、僕はポチという名前が好きです


柴犬ブログのランキングに参加しています。よろしければ
下の画像を「ポチ」っとお願いします。励みになります。


にほんブログ村

コメント

  1. シッポ より:

    『ポチ』という名前の由来にそんな理由があったのですね!可愛らしいし、呼びやすい名前ですよね(*^^*)
    ちなみに猫の『タマ』が気になって来ましたので、自分で調べてみます(笑)
    アメリカの義姉の犬は『ゾーイ』という名前で、変わっているなと思いましたが日本の『ポチ』と同じ位、定番の名前だそうです☆☆

  2. やまじゅん より:

    ひげぼうずさん、こんにちは(^^)
    番組、ご覧になられたのですね。

    あれは、「ポチ」という名前の犬を飼ってる方にはたまらない番組だろうなと思いました(笑)。

    私はずっと以前にポチという名前はポルトガル語からという説も聞いたことがあります。

    明治時代にはすごくトレンドな名前だったんでしょうね、オシャレでみんなポチとつけたかも。

    ポチくんは聡明なお顔されてますよ!きっと頭の良い子ですよ(^^)

    たしかにジョン君も昔は多かったですね。
    通っていたピアノの先生の愛犬はマルチーズのジョン君でした(^^)懐かしいです。
    あとはシロとかクロとか。

    私の祖父は猟が趣味でしたので、生涯犬と共に生きた人でしたが、母が子供の頃にいた秋田犬は那智、次が雑種のマリ、
    私が知っている子はポインターで、チビでした。
    祖父の最期の相棒でした。
    全然チビじゃなかったですが(^◇^;)

    当時では珍しく室内飼いしてました。

    よく乗ったり、一緒に寝たりして遊んでましたが、全く怒らない穏やかな優秀な猟犬でした。

  3. ひげぼうず より:

    シッポさん、こんにちは。

    「ゾーイ」ですか。確かに変わっていますね。

    僕はそれこそジョンという名前が多いと思っていました。

    ポチという名前の由来に、外国人が関係していたとは思っていませんでした。

    そう思うと、さらに名前に愛着が湧きますね。

  4. ひげぼうず より:

    やまじゅんさん、こんにちは。

    ようやく番組を見ることができました。DVDに焼いて永久保存版にします。

    そういえば、チビというの名前も昔は多かったですね。

    「那智」という名前はとてもかっこいいですね。

  5. やまじゅん より:

    たしかにカッコいい名前かもしれません(^^)
    那智は男の子かと思っていましたが、母曰く、那智もマリも女の子だったみたいで、チビだけが男の子でした。
    女の子のほうが従順だからか、慎重だからなのか分かりませんが、猟させると活躍するのは割と女の子みたいで、猟犬は女の子の率が結構高めみたいです。

    前の方のコメントで「ゾーイ」という名前は確か女の子の名前だったかな?Zoeだと思います。

    「命、生命」という意味でギリシャ語のEveから派生した名前と昔聞いたような?人間の女の子にもZoeは多いです。Zoo(動物園)の語源だったかな?
    私も響きや意味が神秘的で、好きな名前のひとつです(^^)

    「ポチ」もそうですが、名前の派生、意味って面白いですね(≧∇≦)

    うちの犬は、ショップで「ビーちゃん」と呼ばれていたので、そのまま「ビーちゃん」になりましたが、もっと良い名前つけてあげたほうが良かったかもです(^◇^;)

  6. ひげぼうず より:

    やまじゅんさん、こんにちは。

    犬の名前って、いろいろとあって、それぞれに意味があるので面白いですね。

    僕もポチをいう名前の意味や由来は、これまで考えたことがありませんでした。

    ただ、柴犬とポチという名前は、犬を飼ったらぜひ実現したいと前々から思っていました。

  7. まっこ より:

    ひげぼうずさん、こんばんは。ポチくんは元気ですか?
    明日は松本に出張でしたね。日帰りとのことですが、ポチくんは長い時間、トイレはどうしてるのですか?
    ところで、ポチという名前についてですが、実は私が幼い頃、家に雑種を飼っており、名前はポチでした。それが最初に飼った犬だったのですが、ある日、突然いなくなり、もう二度と帰ってくることはありませんでした。親と一緒にあちこち探したのですが、結局行方はわかりませんでした。昔は犬は外で飼うのが当たり前、そして散歩ができないときは、リードを離して自由にするなど、今では考えられない酷い飼い方をしていました。ポチには本当にかわいそうなことをしたと、物心ついた頃からずっと後悔しています。
    最近は確かにポチという名前の犬はあまり聞きませんが、私はいかにも犬らしいポチという名前が好きです。そう言えば、志村どうぶつ園の相棒の犬もポチで、懐かしい響きだなと思ってました。
    ひげぼうずさんのコメントに対してですが、私はポチくんはとても利口そうな顔をしていると思いますよ。しかもすごーく、かわいいです。うちの赤柴夏も、ポチくんになんとなく顔立ちが似ているんです。夏は雌なんですけど、しぐさや性格が雄っぽいせいもあるかもしれませんけど。とにかく、私は犬の中で、柴犬が一番好きです。ポチくんに会ってみたいな、って思います。

  8. ひげぼうず より:

    まっこさん、こんにちは。

    どうもありがとうございます。

    そう言われることはたまにありますが、ポチはごく普通の柴犬で、特に利口というわけでもないと思います。

    お利口なら、もう少し僕の言うことを聞いてくれそうだと思います。

    散歩は朝晩に1日2回ですが、そのときにトレイも済ませます。

    これで5年以上経っているので、それが自分のリズムになっていると思います。