10-ごあいさつ・雑記

ペットとは親子のような絆が…!?

本日、「関東甲信で梅雨入りしたと見られる」と気象台から発表されました。

平年より1日早く、昨年より2日遅い梅雨入りです。

犬と散歩するには嫌な時期になりましたね。

早くも梅雨が明けるのが待ち遠しくなりました。

さて、先日、朝日新聞で興味深い記事を見つけました。

■飼い主と犬には「親子のような絆」 愛情ホルモンの最新研究で証明
https://sippolife.jp/article/2017052400001.html

以下はその記事の一部の紹介です。

これまでの犬の飼育論では、飼い主は犬の「リーダー」にたとえられることが多かった思います。

しかし、犬と飼い主にはほかの動物との間にはない特別な関係が築けていることがわかってきたというのです。

一部の研究者は「親子のような絆」と称しているそうです。

例えば、愛犬と目があったら幸せな気持ちになる。実はこの感覚は、飼い主の勘違いではないようです。

麻布大(神奈川県相模原市)の2015年の研究では、飼い主と犬が目線をあわせると、双方で愛情や信頼に影響するホルモン「オキシトシン」の濃度が上昇することがわかったといいます。

人間の母親と子どもの間では、オキシトシンをお互いに高め合う関係性があることがわかっていますが、異なる動物間で同じような関係がわかったのはこれが初めてだそうです。

オオカミは飼いならされていても飼い主と目をあわせず、オキシトシン濃度の上昇は双方起きないといいます。

さらに、人と犬の間には親子に近い、特別な関係が存在することを証明するような研究成果はほかにもあります。

ドイツのマックス・プランク研究所の02年の研究では、複数のカップのうち、エサの入っているカップを人間が指さしたり見つめたりすると、犬はその中にエサが入っていることを理解できることがわかったそうです。

指さしや目線の意味を理解する能力は、人間の場合では生後8カ月ごろから見られますが、この研究によると、チンパンジーですらこの能力はもっていないということです。

確かにポチも、オモチャのあるところを指差すと、もってきてくれます。

また、ハンガリー科学アカデミーの1998年の研究では、不安をかきたてられる新しい環境に犬が置かれたとき、飼い主を「安全基地」として頼る行動をすることもわかっているそうです。

これは、同様の環境に置かれた人間の幼児が母親に示すのと類似した行動といいます。

麻布大獣医学部の菊水健史教授は「犬との関係は、親子のような絆にまでなる。犬の飼い主はこのことを知った上で、犬との接し方を考えてほしい」と話しているそうです。

僕は以前から飼い主のリーダー論には少し疑問を持っていましたが、今回のこれらの研究により「やはり」という感じがしました。

人間との長い間の緊密な関係によって、昔とは人間との接し方も変わってきたのだと思います

オオカミの群れに代表されるようなリーダー論は、もうすべての飼い犬には当てはまらなくなっているのかもしれませんね。

そして、何よりも「親子のような絆」というのは納得です。

今回の記事は、学説を紹介したものであり、すべての犬に当てはまらないと思います。

しかし、僕は今後もポチとの間に、このような関係性ができたらいいなと思いました。

犬は単なるペットではなく、家族。まさにそうだと思います。

そして、このような関係になるには、飼い主の資質も問われているように思いました。

長文、失礼しました。

2017060701
僕の指先を見つめるポチ。そして、僕が指さしたほうを見ます

2017060702
目が合うと、「オキシトシン」の濃度が上昇するみたいですね。
なるほどと思いました

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コメント

  1. 白柴りお より:

    初めまして‼
    ずっと気になっていました‼
    今日のブログをみて、ひげぼうずさん、とお呼びするのも気が引けますが、また感動です。
    飼い主さんとして尊敬しています‼
    ポチくんは幸せですね! 

  2. 福岡虎鉄 より:

    その通りです
    親子であり家族です。

  3. 菜の花 より:

    今日の内容、うるっときました。
    2枚目のポチくんの表情最高です。

  4. マロママ より:

    ポチ君の笑顔は良いですねぇ(*´▽`*)
    マロンと私は「運命共同体」であり、バカップルであり…。自分自身より大切な存在。ワンちゃんを飼う、育てると言うより、正直、「あなたのお陰で生かさせてもらってる」「ワンちゃんと言う神様」ですかね…。
    犬は、人間と違い、絶対に裏切らない。よく亡き夫が、「マロン、幸せかい?」と言ってました。マロンを置いてとっとと逝った薄情な主は居ませんが…。
    人間が100歳迄生きるとしたら、ワンちゃんの1日は、人間の10日にあたる。
    夏でマロンは5歳だが、すぐ私の年齢を越してしまう。切ないが。
    一蓮托生の思いで、日々毎日マロンに「今日もありがとう」と感謝しながらこれからも、日常を大切にしていきたい。
    本当は、もう1匹居たらマロン的にも…と思うけど、私1人なんで、いい時は良いが、大変な時を考えたらやはり、軽々しくは…難しい。
    でも、もし今度は、お金で買わずに、非遇な保健所のワンちゃんとかかな…。
    言うだけ(笑)マロンは私をリーダーとは思ってないはず。主従関係逆かも。
    知能犯だから、オヤツだましとか、まるで効かない。(´Д`;)
    怪我と病気と他人に迷惑かけなければ、呼んでも来なくても、芸が全く出来なくても、強情かつ頑固でも、母ちゃんは許す٩(๑´3`๑)۶

  5. むぎの母ちゃん より:

    今回のブログ、「うん、うん」と読み返しました。写真を見ればポチくんが幸せなのは伝わってきます(^-^)
    思わず、他のかたのコメントも読み入ってしまいました。

  6. ひげぼうず より:

    白柴りおさん、はじめまして。

    どうもありがとうございます。

    僕はごく普通の犬の飼い主です。ただ、ポチと2人暮らしなので、自然と家族のように接するようになりました。

    犬と一緒の生活って素晴らしいですね。

  7. ひげぼうず より:

    福岡虎鉄さん、こんにちは。

    ご無沙汰しています。

    ポチとの暮らしが長くなるにつれて、ますますポチに対する愛情が強くなりました。

    今ではポチがいない生活は考えられません。

  8. ひげぼうず より:

    菜の花さん、こんにちは。

    ポチと目が合うと、本当に幸せを感じます。

    きっとそのときの僕の表情は、とても穏やかな感じだと思います。

  9. ひげぼうず より:

    マロママさん、こんにちは。

    「ワンちゃんと言う神様」ですか。すごいです。

    僕はまだまだ愛情の注ぎ方は足りないですね。

    ポチにも僕が大切な存在だというのを認められてもらうためにも、日々頑張らないといけないですね。

  10. ひげぼうず より:

    むぎの母ちゃんさん、こんにちは。

    ポチはいつも目を合わせてくれますが、どちらかというとポチがいつも僕のことを気にかけているように思います。

    そんなポチの期待に常に応じることはできないですが、せめて一緒にいるときはいっぱいポチのことを見るようにしようと思っています。