今日は節分でした。
豆まきはしませんでしたが、コンビニで売っていた太巻きを食べました。
「恵方巻き」ですね。
十数年前に関西へ出張したときに初めてこの風習を知ったのですが、まさか関東でもこんなに広まるとは思いませんでした。
今年の恵方 は「西南西」ということで、今日の昼食時にこの方向を向いて太巻きをいただきました。
さて、四国旅行記の続きです。
3回目の今日は「愛媛観光編」です。
昨日ご報告した通り、1日目、ポチはペットホテルへ泊まりました。
本当はホテルへ行く前に、松山市の道後温泉を散歩するつもりでした。
しかし、強い雨が降っていたので、残念ながら行くことはできませんでした。
2日目は朝から晴れていたので、いろいろなところへ行こうと計画しました。
まず向かったのは、内子町にある「小田の郷せせらぎ」です。
ここは山あいにある道の駅で、ペットも同伴できる食事処があるというので、ちょうど昼食の時間なので、寄ってみることにしました。
道の駅の施設の横にある、「かじか亭」という店です。
店の奥にテラス席があり、ここでペット同伴で食事することができます。
真冬なので外はちょっと寒いですが、すぐ横をきれいな川が流れていて、その素晴らしい景色を楽しみながら食事することができます。
この日は名物の「たらいうどん」が名物ということで、このうどんが入った日替わりランチを食べました。
食後に近辺を散歩したのですが、マイナスイオンをたっぷりと浴びることができ、ポチも生き生きとしていました。
次に向かおうとしたのが、内子町の中心部です。
味のある古い街並みはもちろんですが、特に歌舞伎の劇場「内子座」を見学しようと思っていました。
しかし、カーナビ通りに車を走らせても、なかなかそこへは着きません。
しかも道はどんどん細くなり、標高も高くなっていきます。
途中、スキー場の案内板も立っていました。
「おそらく中心部に行くには山を越えていくんだろう」と思っていました。
けど、一向に市街地に近づく雰囲気はなく、道はさらに狭くなり、どんどん登っていきます。
そして、「ソルファオダ」というスキー場に着きました。
看板には「四国最大級のスキー場」と書いてあり、平日にもかかわらずスキーやスノボを楽しんでいる人がいました。
僕は「へえ、四国にもこんなスキー場があるんだ」とのんきに感心していました。
しかし、実はこの後がとてつもなく大変な思いをしました。
この時点で、カーナビの誤作動、もしくは僕の設定ミスだということは分かっていたので、内子町の中心部に行くことはあきらめていました。
早く高知県へ入って、次の目的地である四万十川へゆっくりと過ごそうと考えていました。
ところが、スキー場の入口から300メートルと行かないうちに、道に雪が積もっていました。
一瞬「えっ? 嘘でしょう」とわが目を疑いました。
しかし、道には4、5センチの雪がしっかりと積もっていました。
スキー場があるくらいなので、道に雪が積もっていても不思議ではありません。
けど、ここは四国です。
まさか道に雪があるとは思っていませんでした。
しかも、このレンタカーのタイヤはノーマルです。スタッドレスタイヤではありません。
もちろん、チェーンも積んでいません。
「どうしよう。引き返そうか」と一瞬思いましたが、スキー場の先はゆるい下り坂になっていました。
これ以上標高は高くなることはなさそうなので、雪の区間は短いはずだと判断しました。
そして、雪道に轍(わだち)がしっかりとできていたので、そこをゆっくりと走れば何とかなるだろうと思いました。
確かに、その雪道は500メートルくらいで、その先はところどころに雪が積もっている程度でした。
僕はタイヤが少し滑っている感覚はあるものの、本当にゆっくりと走り、その雪道の区間を通り抜けました。
心の中で「やれやれ」と思いました。
しかし、大変だったのはその先でした。
道は徐々に細くなっていき、下り坂も急になっていきました。
そして、日陰には雪が残っていて、凍結している箇所もありました。
シフトを「ロー」に落とし、歩くような速度でその場所を何とか乗り切ろうと思いました。
もちろん、「ブレーキがきかなかったどうしようと」いう不安も頭をよぎりました。
タイヤはやはり少し滑べっていて、まさに血の気が引くような状況がしばらく続きました。
以前、スキーに頻繁に行っていたころは車で雪道を走ることは何度もあり、雪道の運転はある程度自信がありました。
しかし、そのときはスタッドレスタイヤでした。
ノーマルタイヤでこのような道を走るのは初めてだったので、本当に死にそうな思いをしました。
けど、運転の恐怖はまだまだ続きました。
標高が下がり、道に雪はなくなったものも、いぜんとして細い道が続いていました。
車1台が通れるようなとても細い道です。しかも山道なので、片側は崖です。
平日だったので対抗車は少なかったのですが、それでもこの区間で3台とすれ違いました。
うち2台とは待避帯ですれ違うことができたのですが、1台とはその細い道の中ですれ違いました。
おそらく2台の間隔は数センチくらいしかなかったと思うのですが、相手の運転手の上手かったこともあり、なんとかすれ違うことができました。
ここは県道52号という道路でしたが、こんな細い道が長い区間続く道は、僕の長い運転歴の中でも初めてでした。
広い国道に出たときは、本当にホッとしました。
しかし、カーナビに頼った運転は本当に危険ですね。
しかも、冬の道というのも甘く見ていました。
今回は何とか無事に運転することができましたが、一歩間違えばどうなっていたか分かりません。
四国2日目は、このように大変な日になりました。
→その4へ続く
スキー場の看板が立っているこの道路には雪がなかったのですが…
これが県道52号線。実際は細くてかなり曲がりくねっています。
正直言って、冬にはもう2度と通りたくないですね
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コメント
滑るのと下るのが怖い私には、
この話を読んでいるだけで十分恐怖を感じることができました。
ホントに命からがらな感じですね。
そんなこともあるからやっぱり運転をやめてヨカッタです。
確かに四国にスキー場があるって嘘みたいですよね。
地元の徳島にも剣山というスキー場があるようです。
もちろんスキーは一度もしたことがありません。
今日はランでイヤな状況に遭遇しましたね。
記録としてブログに詳しくレポートしておきました。
シェルティと飼い主さん、ケガは大丈夫だったんでしょうか。
ミシェルさん、こんにちは。
滑るのは僕もすごく嫌です。
今回の四国の道では、本当に死にそうな思いをしました。しかしこれは、
僕がカーナビに頼ってしまったのが原因なので、まさに事故責任です。
大いに反省しています。
昨日の代々木公園の件ですが、僕が行った頃はシェルティちゃんはランの
入口あたりにいて少し動き回っていたので、大きなケガではなかったと
思われます。
手を噛まれた方も、流血をしていましたが、現場で長い時間、事情聴取を
受けていたので、すぐに病院へ行く必要があるようなケガではないと
思われます。
しかし、警官の数が多くて物々しかったですね。
ひげぼうずさん、こんばんは。
ドキドキしながら読みました[E:bearing]
ひげぼうずさんもポチ君もご無事で何よりです。
雪道を下っている最中は、時間が長く感じられたのではないでしょうか。
一昨年の成人式の日の東京の大雪を覚えていますか?
あの日、まさかあんなに雪が積もるとは思っておらず、ノーマルタイヤにサンダル履きで車を出してしまい、帰ろうと思ったら途中で車が動かず6時間も環七の路上に止ったままで最悪でした[E:crying]
明日あたり東京でもまた雪が降るみたいですね[E:snow]
昔は雪が大嫌いでしたが、今はポチ君同様ポンタも非常に喜ぶので積もって欲しいなと思ってます[E:lovely]
四国旅行その3大変でしたね><。
天候とかこちらに来るのに伝えたほうが良かったのに忘れていました・・・。
福島のあの地震以降だと思うのですけどどうも四国の天候がおかしくて夏は連続雨量1000ミリなんて何度も降りますし、冬は今年は特に雨(雪)が降りますし。
http://www.skr.mlit.go.jp/road/pc/pc-cctvinfo.html
↑こんなサイトも知ってるから事前に伝えたほうが良かったですね・・・;;。
しかし愛媛にもたらいうどんあるんですね。
徳島県のある地域の名物うどんなのですが。
それと「車から降りたポチは生き生きとしていました」の画像のポチくんつないでる柱の横にあるバック。
サントリーのボスのバックですね。
数本買ったらオマケで貰えるわりにはしっかりしてるので使ってる物があります^^;。
ポンタママさん、こんにちは。
雪道を通った時間は30分ほどだったと思うのですが、確かにもの
すごく長く感じました。そして、精神的にすごく疲れました。
そういえば一昨年の成人の日も大雪でしたね。けど、車の中に
6時間というのは大変でしたね。
今日は今夜にかけて東京でも雪が積もるようです。ポンタちゃんも
きっと大喜びするのではないでしょうか。
Hikaru Larimalさん、こんにちは。
このようなサイトがあるのですね。どうもありがとうございます。
今回の旅行では雪のことはまったく気にしていなかったので、
我ながら本当に情けなくなりました。
たらいうどんは徳島の名物のようですね。今回の旅行では愛媛で
2度もうどんをいただきましたが、いずれもとても美味しかったです。
写真に写っているバッグですが、サントリーのボスにも同じような
ものがあるのですね。このバッグはインテリアショップ「ACTUS」の
カフェ「SOHOLM CAFE」のバッグです。
ドッグランや旅行に行くのにピッタリの大きさなので、この中に
ランの登録証やワクチンの証明書も入れて持ち歩いています。