改正動物愛護法が9月1日から施行されましたね。
今回の改正ではペット販売の規制を強化したものですが、詳しい
内容については、またブログに書こうと思います。
今朝の「とくダネ!」では「年間17万匹が殺処分… 捨て犬・猫を
取り巻く現状」と称した特集を放送していました。
横浜市の動物愛護センターで保護されている犬や猫たちの様子とともに、
殺処分の現状などが報告されていました。
それと、マイクロチップの装着についても紹介されていました。
ここでビックリしたのが、装着するときに犬への痛みはないと
獣医師の人が言っていたことです。実際、犬へ装着する映像も
流されていました。
ポチがマイクロチップを装着したのは、昨年の去勢手術のとき
でした。そこの病院では装着時には全身麻酔をかけるという
ことで、手術のときに一緒にお願いしたのです。
1年で医療技術が進歩したのでしょうか?
そういえば、ペットのイベントのときに「マイクロチップ装着
サービス」なるコーナーがあり、犬が装着されている場面を見た
ことがありました。痛そうにはしていませんでした。
マイクロチップといえば、日本でも環境省が装着の義務化を検討
しているそうです。
詳しい資料は以下のURLからダウンロードできます(PDFです)。
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-19/mat05.pdf
以前からマイクロチップの装着には賛否がありましたが、お役所
のほうがようやく本腰を入れてきたようです。
英国では、2016年以降、すべての犬を対象にマイクロチップの
埋め込みを義務化することが決まったそうです。
2016年4月までに装着しなければ、飼い主が500ポンド(約45,000円)
の罰金を科されることになるというものです。
日本での義務化の動きには、背景に保護センターなどに引き取られる
ペットの数を減らすという目的があるようです。
飼い主とはぐれたり、捨てられたりして自治体に引き取られる犬猫は、
2011年度で22万頭おり、うち79%が殺処分されたといいます。
マイクロチップ装着の義務化は、この問題に対してある程度の効果
があると思いますが、根本的な解決方法は別のところにある気も
します。
コメント
小太郎も311の教訓で装着しました。
犬は一般的に痛みに強いとは言いますが、
でもあれだけの太い針で異物を埋め込まれるので
痛くないと言い切るには…って気がします。
小太郎は明らかに痛がった感じでしたが
びっくりしすぎてギャンとも鳴けませんでした。
装着して安心安心!と思ってましたが
読み取る機械によって読み取れたりそうでなかったり
万能ではないという話を聞きました。
そこの精度を上げて欲しいなぁと思います。
こたママさん、こんばんは。
そうですよね。痛がらないわけはないですよね。うちの動物病院は
全身麻酔が必要といわれたくらいですから。
読み取り機の精度もそうですが、全国的に見ると機械を備えていない
保護センターもまだまだ多いようですね。