10-ごあいさつ・雑記

犬にもきちんと備えを。被災地で思ったこと…

昨日は岩手県へ日帰りで出張してきました。

岩手県といってもとても広いのですが、目的地は陸前高田市でした。

陸前高田市へは、東北新幹線の一ノ関駅からレンタカーを借りて行き
ました。車で片道1時間半くらいかかりました。

陸前高田市は、3.11の大地震が引き起こした大津波によって、市の
全世帯中の7割以上が被害を受け、死者は1,600人以上におよんだと
いいます。

昨年、やはり被災した気仙沼市を訪れたことがあるのですが、その
ときはまだ瓦礫の処理が進んでおらず、あちらこちらにその山が
残っていました。

陸前高田市のほうは、瓦礫の山こそありませんでしたが、海岸に近い
地域はまだ更地に近い状態でした。復興にはほど遠いと感じました。

仮設の商店街も2つほど訪れたのですが、平日ということもあり、
人影はまばらでした。

ただ、そこにあるショップの人に聞いたのですが、週末は観光客が
やってきて、売上もそこそこにあがっているとか。

けど、仮設の店舗も期限は5年なので、先のことを考えると不安な
ことも多いといいます。

一方で、復興特需といいますか、ゼネコン関連は大いに盛り上がっ
ているようです。街中に大きなトラックが走っていて、公共工事は
盛んに行われているようです。

また、すっかり有名になった「奇跡の一本松」も訪れてみたのですが、
夏休みということもあり、観光客と思われる家族連れが多く来ていました。

仮設の商店街では、白い柴犬も見かけました。とても元気がよく、
人が近づくと大きな声で吠えていました。街中でも何匹が飼い犬を
見かけました。

しかし、この震災では犠牲になったペットも多く、飼い主がいなく
なって保護された犬や猫も数多くいました。

その様子は映画にもなっています。

震災から2年以上が経ち、その記憶は徐々に薄れつつあります。

しかし、被災地を訪れてみると、地元の方のご苦労、そして闘いは
まだ続けていることがよく分かりました。

と同時に、自分たちも災害にしっかりと備えておかなければいけないと
改めて思いました。犬もそうです。

ポチのためのドッグフードは、まとめ買いしたので備蓄はありますが、
飲み水のストックは全然していません。

明日、さっそく何本かミネラルウォーターを買おうと思います。

※重い話題で申し訳ありません。

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奇跡の一本松。避雷針も付けられていました

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臨時のバス停もありました

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震災後、1軒だけになった寿司屋「鶴亀鮨」で海鮮ちらしをいただきました

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唯一買ったおみやげ。ぶどうのエキスが入った無添加せっけん

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ポチのための備えもしっかりしないと…

コメント

  1. 光太郎(母) より:

    こんにちは。

    そうですね、人の備えも必要ですが、ワンコの備えも必要ですね。
    うちもお水とフードを買い足しておこうと思います。
    気づかせてもらって良かったです。

    被災された方々のご苦労や、被災したペットのことを、私も忘れないようにしたいと改めて思いました。

    今の時期は、原爆や戦争のことを振り返る機会も多く、改めて平和な毎日が送れていることに感謝です。

  2. ひげぼうず より:

    光太郎のお母さん、こんばんは。

    万が一、被災したときの備えとして、人間用の非常食はもちろん
    ですが、犬を体育館などの避難所へ連れていくときのために、
    クレートやフードは用意していました。

    ただ、水はすぐに飲んでしまうので、非常用としては役に立って
    いない状態でした。

    確かに過去の戦争や災害のことは忘れずに、平和ぼけしないことが
    大切ですね。

  3. 確かにその通りですね。人と同じように動物も犠牲になったと思うと胸が締め付けられる思いです。
    いつ、自分達の身におこるかもしれないということを、常に忘れてはいけませんね。
    我が家も、一年前に水や非常食買ったっきりでした。賞味期限切れてないかチェックしないといけませんね。
    それに、トイレシートや除菌スプレーなども、買えなくなる事態に備えて常に少し余裕を持って購入した方がいいんでしょうね。
    色々と考えさせられるブログでした。

  4. ひげぼうず より:

    イッコーの嫁さん、こんにちは。

    そうですね。水も賞味期限がありますからね。ちゃんとチェックして
    おかなくてはいけませんよね。

    そそうなどに備えて、確かに除菌スプレーも必要ですよね。

    被災地へ行くと、本当にいろいろと考えさせられます。