10-ごあいさつ・雑記

被災地の犬と飼い主たち

今日はレンタカーで仙台から南相馬市へ行きました。

待ち合わせは仙台空港。震災のときに津波の被害にあったところです。
テレビで車が流されてくる衝撃的な映像が流されていましたが、今はその
つめ跡はまるで見られませんでした。

仙台空港から車で約2時間。南相馬市に到着しました。そこまでの車中からは、
津波の被害にあったところが見えました。2年経った今も復興は進んで
いないようです。

昨年の4月に、やはり仕事で気仙沼市を訪れたことがあるのですが、そこ
でも震災のつめ跡を見て、かなりの衝撃を受けたのを思い出しました。

南相馬市の中心部は、震災の面影はほとんどなかったのですが、仕事で
お会いした方は、原発事故で浪江町から引っ越して来られた方でした。

南相馬市の街では柴犬をはじめとして、多くの和犬が散歩しているのを
見かけました。しかし、原発事故のときは犬を置いて避難した方も多い
と聞きました。

そのことを知ったときは、本当に胸が痛みました。

そういえば、ニュースで警戒地域で置き去りにされたペットを保護する
活動の映像を見たことがあります。やせ細った犬の姿は、切なくて見て
いられませんでした。

出張から家に戻ってポチの姿を見たときは、涙が出そうでした。しつけの
ことなどで悩むことも多いけれど、犬を置いて避難された方に比べれば、
そんなことは贅沢な悩みです。

僕はポチと一緒に居られるだけでなく、十分幸せだと実感しました。

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南相馬市は、街のほどんどが福島第一原発の20km、30kmの圏内にあります

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昨日の朝以来のポチ。僕が帰ってきたときは、喜んでいるというより、
ちょっと興奮状態でした

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