10-ごあいさつ・雑記

ぜひ「3.11」と検索してください!

あの3月11日から今日で10年が経ちました。

テレビでは朝から東日本大震災関連の番組が組まれ、被災地の様子や当時の映像が放送されています。

 

 

10年前の3月11日、僕は新宿のオフィスで仕事をしていました。

 

激しい縦揺れが1分間ほど続き、棚の本が飛び出したり、机の上にあったものが床に落ちたりしました。

僕は両手でパソコンを押さえて、倒れないようにしました。

 

あまりにも激しい揺れに、僕は建物が倒れるのではないかという恐怖心を初めて感じました。

あとで知ったのですが、それでも新宿区の震度は「5弱」でした。

 

宮城県や福島県では震度6強から震度7を観測した場所もあり、その揺れの激しさは想像もできません。

そして、その後の大津波で、多くの犠牲者が出ました。

 

 

当時はオフィスから自宅まで自転車で5分くらいだったので、僕はすぐに家に帰ることができました。

しかし、東京には「帰宅難民」があふれ、親しい友人も僕の家に泊まることになりました。

 

友人と夕食をともにしながら一緒にテレビで見た、火の海となった気仙沼の映像は今でも鮮明に覚えています。

 

 

そして、翌日からはテレビはずっと震災関連の番組が続き、CMもなくなりました。

その後、「AC」のスポットCMが繰り返し流されました。

 

当時、僕が受けた被害はほとんどありませんでした。

あえてあげるとしたら、震災から1週間以上、スーパーやコンビニからパンが消えたことくらいです。

 

東京の街は、すぐにもとの日常に戻りました。

 

 

東日本大震災では、死者・行方不明者が2万2千人以上にのぼりました。

今でも避難をしている人が全国に4万人以上いるそうです。

 

犠牲になったのは、人間だけでありません。

 

ある機関が東北3県の沿岸自治体に対してアンケートをしたところ、犬の犠牲数を合計すると3,490匹にのぼったそうです。

しかし、正確な数はどの自治体も把握しておらず、この数字は犠牲となった犬たちのごく一部に過ぎないとのことです。

 

当時、この地域の犬の登録数は5,800匹ほど。犬の登録率は全国で5割ほどなので、区域内に犬は少なくとも1万匹はいたと思われます。

 

 

僕はこの10年の間に、仕事で被災地を6回ほど訪れています。

 

最後に訪問したのは2015年9月の岩手県山田町だったので、それから5年半以上が経過しています。

きっと今は、どこも当時とは違う街になっていると思われます。

 

 

ポチが生まれたのは9年前の2012年4月12日。そして家にやってきたのは、震災から1年以上経った2012年6月8日です。

 

ですから、ポチは東日本大震災は知りません。

また、その後も台風や洪水などの震災の被害には遭っていません。

 

 

東日本大震災で亡くなった多くのペットのことを思うと、今のポチとの暮らしは本当に幸せなことだと感じています。

今日はポチと一緒に、亡くなったペットのことも弔いたいと思います。

 

 

今日はいつもより早めにブログを更新しました。

 

Yahoo!ジャパンとLINEでは、「3.11」と検索すると10円の寄付になるそうです。

今日の23時59分までなので、ぜひ検索してください。

3.11 これからも、できること| Yahoo! JAPAN / LINE

 

この期限を過ぎてしまったときも、いろいろな寄付の方法があるようです。

詳しくはこの特設サイトをご覧ください。

 

 

今日が10年目の節目ですが、3月11日という日はこれからもずっと忘れないようにしたいですね。

 


陸前高田市の復興のシンボル「奇跡の一本松」(2015年1月14日撮影)。陸前高田市へは3回訪れ、被災した方から直接話も聞きました


こちらは今朝の散歩コース。とてもよく晴れていて、風もほとんど吹いていませんでした


今日も川をずっと見つめているポチ

そして、散歩の終盤にはお決まりのストライキ。今日はこんなのどかな光景が、とても貴重だと思える日でした

 

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コメント

  1. 茶茶ママ。 より:

     東日本大震災から10年。
    此方方面では揺れも感じなかったのですがTVで強い揺れの事が伝えてられた途端に東京のTV局に番組が変わってあの津波が映ってパニックになった事を思い出します。
    家の子もTVを見て驚きの表情でした。
    我が家のご近所さんに東日本大震災で被災にあったワンちゃんが何頭かいます。
    今は元気に幸せに暮らしています。
    今日は一日中、気分が沈んでおりましたがポチくんの可愛い様子に元気を頂けました。
    微力ながら被災された方々に貢献、致します。

    パパさん、ポチくん、有難う御座います。

    • ひげぼうず より:

      茶茶ママ。さん、こんにちは。

      被災したご家庭の愛犬は、全国各地に移り住んでいるようですね。

      ぜひ元気に暮らしてほしいですね。

      こんな何の変哲もない光景ですが、それが一番だということを昨日は実感しました。

  2. YUKA より:

    こんにちわ

    早速検索いたしました。ポチ君が怖がっていたら?と案じていましたがまだ産まれていなかったのですね。
    何となくですがパパさんは大きな手で護られているような気がします。

    • ひげぼうず より:

      YUKAさん、こんにちは。

      そうですね。ポチは大震災の1年後にうちにやってきました。

      コロナ禍で大変なことも多いですが、このようにポチのそばに居る時間が多いというのは、僕も安心できます。

  3. ポンママ より:

    ひげぼうずさんポチ君こんばんは!なんとか検索時間に間に合いました。本当に平穏な日々はかけがえのないものですね。微力ですが被災者の方々の気持ちに寄り添いたいと感じた1日でした。ポチ君ストライキ気持ち良さそうですね!

    • ひげぼうず より:

      ポンママさん、こんにちは。

      どうもありがとうございます。

      震災で亡くなった犬のことを思うと胸が痛いです。

      平穏な日々がとても貴重に思います。

      • ロッキーの父 より:

        ポチくん、ひげぼうずさん、被災地に思いを寄せていただきありがとうございます。
        10年前、私は、東京出張で不在、ロッキーと家内は、長男が隣県から深夜に来るまで、寄り添っていました。
        不便はありましたが、自宅でロッキーと暮らせてました。
        非常食は、ロッキー分も備えてます。

        • ひげぼうず より:

          ロッキーの父さん、こんばんは。

          みなさん、無事で本当に良かったですね。
          遠く離れていると、本当に不安ですよね。

          僕もこの大震災を機に、水や非常食を多めに備蓄するようになりまいした。
          もちろん、ポチの分も。

  4. Hikaru Larimal より:

    こんばんは。

    今も沢山の行方不明者がいると知って過去の話には出来ないと思いましたね・・・。

    私も津波の映像は覚えていますが、当時テレビで見てましたが発電所のリアルタイムの映像は怖かったです・・・当時最悪を想定した危険度マップとか言ってたように思います。

    • ひげぼうず より:

      Hikaru Larimalさん、こんばんは。

      10年というのはあっという間ですね。

      けど、原子炉を廃炉にするには40年以上かかるとのこと。
      この原発の事故は今も続いていますね。