10-ごあいさつ・雑記

「ピットブル」をドッグランで初めて見ました

今日は曇り空だったこともあり、気温はあまり上がらず涼しい一日になりました。

これくらいの陽気が、散歩にはちょうどいいですね。

さて、今週の日曜日は「道満ドッグラン」へ行ってきました。

日曜日だったので道はとてもすいていて、車で25分ほどで着きました。

ドッグランの開場時間は午前10時です。

僕らは10時30分くらいに入ったのですが、すでに多くの犬が遊んでいました。

この日の午後は気温がかなり高くなるという予報だったので、みなさん涼しい午前中に来たのだと思います。

ポチはいつものように最初は全速力でランじゅうを走り回りました。

しかし、その後はまったりモードになり、パラソルの日陰で休むことが多くなりました。

ボール遊びが好きなポチは、ふだんは他の飼い主が投げたボールを全速力で追いかけるのですが、この日は追いかけるものの、走るスピードはさほど速くはありませんでした。

やはり、暑かったのだと思います。

今日の本題はポチではありません。

この日、初めてドッグランで「アメリカン・ピットブル・テリア」を見たのです。

僕は犬種には詳しくはないのですが、顔は確かにピットブルの特徴がありました。

実はこの犬がドッグランに入る前に、大型犬の飼い主同士で以下のような会話をしていました。

「あの犬って、闘犬なんでしょう。うちのは噛まれたらきっと殺されるでしょうね。いくらしつけをしているといっても、万が一ということもあるでしょうし。ドッグランに入ってくるのかしら」

この会話を聞いて、正直言って僕もちょっと怖くなりました。

ピットブルは、ネットのニュースでよく見かける犬です。

ニュースのほとんどが、人を噛み殺したとか、世界一凶暴な犬といった類いのものです。

そのピットブルは、リードをつけたままドッグランに入ってきました。

しばらくはリードでつながれたままでドッグランの片隅に座っていました。

ほどなくして、リードが外され、ランの中をゆっくりと歩き始めました。

すぐそばには飼い主が付き添っています。

犬好きのポチはそのピットブルに近づいていき、お尻の匂いを嗅ぎはじめました。

僕は心の中は、めちゃくちゃドキドキしていました。

何せ、さっき飼い主のあの会話を聞いていたばかりだったので…。

ポチは10秒ほど匂いを嗅いでいました。

わずかな時間ですが、ものすごく長く感じられました。

その間、僕はいろいろな悪い出来事を考えてしまいました。

そして、ポチが離れたときは本当にホッとしました。

ドッグランに来る犬なので、問題は起こすことはないと思っている反面、小金井公園ドッグランで2年前に起きた犬が噛み殺された事件のことも頭をよぎりました。

もちろんこの日は何事も起こらず、僕らはその20分後にドッグランをあとにしました。

このピットブルはちゃんとしつけされた犬だと思います。

ドッグランでいろいろな犬と交流することによって、さらに社会性を身につけているのだと思います。

ポチがドッグランで遊び始める前は、例えばドーベルマンは凶暴な性格の犬だと思っていました。

けど、ドッグランに来るドーベルマンはみんなとても優しくて、ポチとも仲良く遊んでくれました。

ドーベルマンに対するイメージは、ずいぶんと変わりました。

なので、ピットブルに対しても偏見を持ってはいけないのは分かっているのですが…。

この日はちょっと複雑な思いでした。

いずれにしても、ドッグランで犬を遊ばせるときは、常に注意を払う必要があります。

そして、ドッグランは100%安全な場所ではないということを、この日再認識しました。

※ピットブルの写真は掲載していません。

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少し気温が高かったですが、良く晴れていてドッグランも気持ちが良かったです

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いつものように、ポチは最初は全速力で走りました

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この日は大型犬が多かったです

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柴犬のお尻をかごうと、追いかけるポチ

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この日は、暑さのせいか日陰で休むことが多かったです

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ドッグランの外にある公園では、パンジーが満開でした

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コメント

  1. モモ より:

    ひげぼうずさん、ご無沙汰しています。けれどもブログは毎日拝見させていただいています。きょうは私も心配でドキドキしたので、コメントさせていただきます。私だったら、ポチ君を連れて、即、退場すると思います。ピットブルのオーナーさんには失礼かもしれませんが、それほど心配です。ピットブルオーナーさんは、「そこまで」ハンドルに自信があるとも思えないからです。ポチ君❗️接近禁止よ!

  2. ぺー より:

    ひげぼうずさん、こんにちは!

    ドッグランはいろんな犬種に会える楽しさがある反面、怖さも感じますね。
    たまに柴犬にもそのような「凶暴」な印象を持つ方もいらっしゃいます。
    そう考えると他人ごとではなく柴犬のイメージを悪くしないようみんなで注意しないといけませんね。

  3. ひげぼうず より:

    モモさん、こんにちは。

    ご無沙汰しています。

    いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

    この日のドッグランには他にも犬がいっぱいいたので、すぐには
    出なかったのですが、少ないときは退散していたかもしれませんね。

    ドッグランで久しぶりに怖い思いをしました。

  4. ひげぼうず より:

    ペーさん、こんにちは。

    そうですね。柴犬というのは、ドッグランでは怖がられているかも
    しれませんね。

    ドッグランによっては豆柴など小さな柴犬でも、小型犬エリアに
    入れないこともあります。

    おっしゃるように、ドッグランでは柴犬のイメージをなんとか
    向上させたいですね。

  5. ニコちゃん より:

    ひげぼうずさん、いつもブログ楽しみにさせてもらっています。
    きっとご存知だとは思いますが、今夜、NHKのクローズアップ現代でペットビジネスの闇についての特集があります。
    私達がきちんとその現実も知っておくべき内容でしょうね。
    こわいですが、ちゃんと目をそむけずに観ようと思っています。

  6. 犬猫 より:

    うちのボーがまだ小さかったときドッグランでシェパードに追いかけまわされて噛まれそうになったことがありました。しかし、そのとき私自身もビビッてしまって腰砕けの状態になってしまいました。

    シェパードの飼い主は全く頼りにならなかったし、私も頼りにならなかった。ドッグランは愛犬を危険に晒す場所だということを思い知りました。

  7. ひげぼうず より:

    ニコちゃんさん、こんばんは。

    情報ありがとうございます。

    ここのブログでも2回ほど紹介した「引き取り屋」のことを取材しているようですね。

    見るのにちょっと勇気が必要ですね。

    今日は仕事が遅くなりオンエアには間に合わないので、録画で見ようと思います。

  8. ひげぼうず より:

    犬猫さん、こんばんは。

    ドッグランでそのようなことがあったのですね。

    ドッグランは犬にとって楽しい場所でもあり、危険な場所でもあると思います。

    でも、経験を積んでくると、いろいろな危険に対する心構えや対策方法が身についていきます。

    ポチはドッグランで遊ぶのが大好きです。

    この3年半で200回近くドッグランへ行きました。

    その経験を生かして、今後もポチを楽しく安全に遊ばせたいと思います。

  9. ミシェル より:

    こんばんは、
    最後のパンジーを前にしたほのぼの写真とは裏腹に
    緊迫した時間を送ったようですね。
    私はもう怖くてランには一切入ってないので
    話だけでもドキドキです。
    詳しい先生の話では、
    大型犬だけでなくボーダーコリーも本来は
    危険な犬種だそうで、ランに入ってる子はみんな
    ちゃんと躾をされているとか。
    どの犬種がというよりも、危険な犬と危険な飼い主が
    存在している限り油断なりませんね。
    普通の道路でも、出会い頭に噛み付かれて
    大怪我を負った犬&人の話も聞きます。
    怖すぎです(;;;´Д`)ゝ

    クロ現の引き取り屋、
    悲惨な状況であまりにもかわいそうでした。
    その逆に助けようとしているNPOの方の素晴らしさも
    衝撃でした。頭が下がります(u_u。)

  10. ひげぼうず より:

    ミシェルさん、こんばんは。

    そうですね。ドッグランに限らず危険はそこらじゅうにありますよね。

    犬種ではなく、やはり飼い主のしつけ方が問題だと思います。

    「引き取り屋」の件は、もう言葉になりません。ひどすぎます。

  11. 犬の母 より:

    古い記事にコメントを失礼します。
    その犬ならばピットブルではなくて『アルゼンチンの犬』です。これのスペイン語が犬種名です。
    この記事を書かれたくらいの時期は私もそんなにこの犬を問題視しておりませんでしたが、最近は成犬になりつつあり、去勢もしていないので、他の雄犬に対する態度に不安を感じ始めました。
    力がみなぎっているのか、他の雄犬に自分の強さをアピールしています。例えば頭を他の犬の上に乗せようとしたり。
    あのタイプの犬種の雄で、未去勢、首都圏で飼われるのは難しいですよね。しかもドッグランに連れてくるのは。

  12. ひげぼうず より:

    犬の母さん、こんにちは。

    正確な犬種を教えていただきありがとうございました。

    ネットで調べてみましたが、この犬種は日本にはほとんどいないようですね。

    しばらくこのドッグランには行っていないのですが、まだ来ているようですね。

    そのような振る舞いがあると、やはり怖いですね。

  13. タツゴロウ より:

    はじめまして。ピットブル、危ないは間違いないです。ピットブルでもブリー、と呼ばれるタイプの子はぜーんぜん大丈夫ですよ。触ったらすぐお腹出す子がほとんどです。最近、保護犬のピットもちょいちょいいます。この子達はイジメられて良い子になってたりします。まぁ 飼い主が馬鹿じゃなければ普通いれませんね(^_^;)

  14. ひげぼうず より:

    タツゴロウさん、はじめまして。

    ここのドッグランに来ていた犬は、どうやらピットブルではなかったようです。

    おっしゃるように、ピットブルでも犬それぞれで、特に飼い主の育て方が大きいのでしょうね。

    4月に足柄サービスエリアで起きた悲しい事件も、やはり飼い主の責任なのでしょうね。