10-ごあいさつ・雑記

犬のドラマを見て大感動! 一方で…

先月テレビ東京系で放送されたドラマ「フラガールと犬のチョコ」を、昨日見ました。2回目です。

これはスパリゾートハワイアンズのフラガール沙衣と、その愛犬チョコを描いたドラマ。

震災後、再び舞台に立てるまで踊り続ける女性と、原発事故によって家族と離ればなれになった犬の姿が感動的に描かれています。

特に犬のエピソードでは、「一時避難」といわれて犬は連れてこなくて、そのまま避難生活を送る家族の心の葛藤、そして飼い主家族と離ればなれになりながらも懸命に生き抜いた犬の姿が描かれ、涙無しには見られませんでした。

しかも、この犬というのが柴犬なのです。

柴犬飼いから見ると「?」と思う描写はありましたが、ドラマに登場した柴犬はとても可愛くて、そして健気な感じがして、それを見ているだけでもとても切ない気持ちになりました。

特に飼い主が車で愛犬の元を去るシーンでは、「あざとい演出だな」と思いながらも、必死に追いかけてくる柴犬の姿を見て号泣してしまいました。

このドラマは実話を映像化したもので、実際、原発事故によってペットを置き去りにせざるを得なかったケースは、かなりの数に上るといいます。

そして、ドラマには、このような離ればなれになったペットを収容し、世話をする「ペット保護センター」も登場します。

このような保護団体はいつくもあり、現在も活動を続けていると聞きます。

ちょうどこのドラマを見たタイミングに、ちょっとショッキングなニュースが飛び込んできました。

■里親募集:「がんの犬」はウソ 飯舘拠点に活動の保護団体

| 毎日新聞

原発事故で全村避難となった福島県飯舘村を拠点に、犬の保護活動を展開しているボランティア団体代表が、「末期がんの犬」などと虚偽の投稿を繰り返して引き取り手を探していたとのことです。

里親らへの取材で、このような例が4件確認されたといいます。

そして、里親らは「可哀そうな犬に仕立てて同情を集める手法はおかしい」と批判しているそうです。

犬の保護団体の活動にはいつも頭が下がる思いでいるのですが、このようなケースが起きるというのは残念でなりません。

少ない予算で懸命に活動を続けてる団体がほとんどだと思います。

今回の件は特殊なケースと思いたいですね。

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今朝のポチ。今日の朝の散歩は少しだけ長かったので、とても機嫌が良かったです

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コメント

  1. ぽんきち より:

    ひげぼうずさん おはようございます。

    可哀想心理を利用したってニュースですよね。
    これは実に残念。
    普通は隠してトラブルになるケースが多いんですがね・・・ハンデを重々承知して余生を穏やかに過ごさせて欲しいの意味で正直に告知している団体さんが別の目で見られる事になります・・・まぁハンデが嫌なら引き取らなければ良いだけなんですけどね・・・。

    家の子はフィラリア陽性で心臓に居るって事でした。
    引き取って病院で診察を受けて、やはり居るとの事で通年飲ませて心臓の親が死ぬの待ちの治療方法で今はいません。

    犬が出るドラマで鳴き声にポチくん反応しませんか?。
    家の子は反応する声をしない声があります。
    たぶん本当の声と人工的な声の差なんだろうなぁって思っていますが、犬が出るドラマでは気を遣います(苦笑)。

  2. ひげぼうず より:

    ぽんきちさん、こんばんは。

    僕が知っている保護犬のうち、2頭はやはりフィラリアにかかって
    いたようです。治すのも、長い時間がかかったようです。

    今回のドラマもポチと一緒に見たのですが、犬が登場するときは
    ちょっとだけ画面を見ていたのですが、特に目立った反応はしなかった
    ですね。

    実物とは違うと思っているのでしょうか。