10-ごあいさつ・雑記

飼い主の死後は…。切実な問題です

岩手県でのハードな日程の仕事が終わり、今東京へ向かう新幹線の中でこのブログを書いています。

あと、2時間ほどでポチに会うことができます。

先日の大阪出張のときも、家に遅く帰った僕をポチは尻尾を大きく振って迎えてくれました。

早くそんなポチの姿を見たいですね。

さて、昨日、ネットニュースをチェックしていたら、ちょっと気になる記事を見つけました。

「ペットに遺産のこしたい 飼い主高齢化、孤独死したら…」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150113-00000012-asahi-soci
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11547861.html (朝日新聞デジタル)

東京都動物愛護相談センターでは、飼い主の死亡や入院が理由で飼い主から引き取る犬と猫の4割が占めているそうです。

そんな中で飼い主が、自分の亡きあとのペットの飼育費の管理を信託銀行などに任せる「信託」の仕組みが注目されているとのことです。

記事では、約300万円を信託会社などに支払った60歳の猫の飼い主が紹介されていました。

この女性の飼い主は、離婚し、子どもはいない。親族は2人の弟だけ。

「猫は子どもと同じかそれ以上。とても弟には任せられない。安くはないけれど、親の義務を果たした感じです」という女性の言葉が紹介されていました。

内閣府の2010年調査では、ペットを飼っている60代は36・4%、70代以上は24・1%に上るそうです。

確かに歳をとると、飼い主の死亡というだけでなく、体力の低下や痴呆などでペットの世話をすることができなくなるリスクも増えていきます。

また、高齢者に限らず、飼い主が事故や病気でペットの世話をできなくなるケースもあります。

そんな中での対応として、この「信託」の制度は1つの選択肢だと思いました。

記事は最後に東京都獣医師会の村中志朗会長の声を紹介しています。

「涙を浮かべてペットを飼うのを諦める高齢の飼い主を何人も見てきた。高齢者が心身ともに健康に過ごすためにも、安心してペットを飼える仕組みを社会全体で考える時期にきている」

まさにそうですね。

ペットを飼っている身としては、本当に切実な問題だと思いました。

2015011401
千葉のドッグランでのポチ。いつまでのこの姿をそばで見ていたいのですが…
※このドッグランのことは、後日ブログで紹介したいと思います


犬ブログのランキングに参加しています。よろしければ
下のポチの画像を「ポチ」っとお願いします。励みになります。

にほんブログ村 犬ブログ 柴犬へ
にほんブログ村

コメント

  1. 茶々ママ より:

    いつ見てもポチ君の笑顔に癒されます*^^*

    残されたペットの行く末。
    可愛がってくれると約束できる親族がいあるならいいですよね。
    私の母も今71歳ですが、約3年前に父が先立ち一人暮らしになり、すぐに近くに住む兄が強引に新聞の「子猫を譲渡します」を見て母に飼わせました。
    綺麗好きな母は室内で動物を飼うのを嫌がりましたが、今は大変可愛がって一緒に寝ていますw
    私と同じで動物好きの兄は3匹の猫とラブラドールを飼っていますが、母にもしものことがあったら当然引き取るそうですが兄に何かあったら兄達の子はどうするの?とも考えるとエンドレスですね^^;

    先日、地方紙に「高齢者には柴犬がおすすめ」という記事が載っていて驚いたんです。
    お散歩に行けなくなったら?後に残されたら?と無責任なおすすめ記事に悲しくなりました。
    おすすめするなら「必ず最後まで責任持てる親族友人がいることが必須」くらいは一緒に載せるべきです。
    ひげぼうずさんのアップを見てまた考えさせられました。
    いつも勉強になります。ありがとう^^

  2. しのぶ より:

    マリも無事1/8で17歳になりました。
    まだまだ食欲も有り、ヨタついていますが自分で歩く事も出来ます。(クルクルとですが…。)

    そして我が家の父がその高齢(87)と病気の為に面倒が見られなくなった者の1人です。
    気が付けばお互い平均年齢よりも長生きし、共に介護が必要になっています。
    私が居なければどうなっていたのかと時々思う事が有ります。
    多分、マリが人生で最後のわんこになると思います。数年後また心に余裕が出来た時に欲しくなるかも知れませんが、今50代前半でそれから十数年後にまた見送る時が来た時に、体力と立ち直れる気力が有るのかと思うからです。
    だから以前、ひげぼうずさんが書かれていた飼い主の死後もペットの面倒をみてくれる老人ホームがどんどん増えてくれれば、楽しい老後を送れるのではと思います。

    夜鳴きされようが老犬って成犬に無い愛しさが有ると思います。
    (^o^)

  3. ひげぼうず より:

    茶々ママさん、こんばんは。

    そうですね。柴犬を初めて飼って思ったのですが、トイレのためや、
    運動のためにどんなときでも散歩をする必要があるので、飼い主には
    ある程度の体力や健康が求められることです。

    あと、力も強いので、制御するには高齢の方は難しいと思います。

    なので、僕も年配の方には柴犬はお勧めできないですね。

    おそらく、僕にとってポチは最初で最後の柴犬だと思います。

  4. ひげぼうず より:

    しのぶさん、こんばんは。

    マリちゃん、17歳になったのですね。すごいですね。

    うちはまだ2歳なので、まだまだ先のことだと思いながらも、
    いろいろなことを考えてしまいます。

    老犬ホームのこともそうですが、今回の信託制度についても、
    そんな遠い存在ではないと感じています。

    僕もポチが最初で最後の愛犬になるように思います。