10-ごあいさつ・雑記

見るのがつらいサイト。けどあえて見るようにしています

ネットサーフィンをするときは、やはり犬の情報が掲載されている
サイトを見てしまいます。

しつけ関連のサイトや、通販の店のサイトは、特によくのぞいて
います。

そんな中で、あえて定期的に見るようにしているサイトがあります。

それは東京都の動物愛護相談センターが開設している「収容動物情報
のサイトです。

このサイトは東京都動物愛護相談センターで収容した犬・猫等の情報を
検索できるというものです。

迷い犬・迷い猫等を探している飼い主のためのページで、僕も万が一、
ポチとはぐれたときのためにブックマークしています。

収容日と収容期限が表示されていますが、期限後、譲渡適性があると
判断された動物は、新しい飼い主に譲渡されることもあるようですが、
それ以外は殺処分されるそうです。

収容状況は、平成23年度の犬の場合、961頭のうち、414頭が飼い主に
返還され、350頭が譲渡されました。そして、殺処分が197頭です。

収容された犬の約2割が殺処分されるということになります。本当に
心が痛みますが、猫の場合、その殺処分が85%ということで、それも
かなりショッキングな数字です。

データはとても重いものですが、それ以上にこのサイトに掲載されて
いる犬の写真が悲惨な状況を物語っています。

飼い主からはぐれたような犬は毛並みや顔もキレイなのですが、そう
ではないと思われる犬は、全体的に貧弱そうに見え、表情も本当に
悲しそうです。

写真が掲載できるのはまだ良い状態な犬のようで、とても写真を載せら
れる状態ではない犬もいるそうです。

このサイトを見ていつも感じることは、まずは早く飼い主の元へ戻る
ことができるように祈っていることと。そして、もう1つ、飼育を
放棄されてしまった犬たちの対しての、悲しみと憤りの気持ちです。

おびえた表情と悲しそうな目は、本当に見るのが辛いです。

このサイトを見て、僕がこの犬たちに対してできることはほとんど
ありませんが、犬を飼うことの責任感をいつも再認識させられます。

しつけや飼育の大変さや、仕事の多忙さ、そして飼育の「慣れ」などで、
愛犬への愛情が薄れていかないように、自分を戒める意味でこのサイトを
定期的におとずれるようにしています。

重い話題で申し訳ありませんでした。

2013062501
情けないことですが、多忙なときは飼い主の責任の重さを忘れてしまうこともあります

コメント

  1. 言葉になりませんが、本当にその通りだと思います。
    かわいいかわいいと可愛がられてるいる動物もいれば、殺処分を待ってる動物もいて、どうしてこんなに、違いが出てしまったのか。
    人間の身勝手な行動でかわいそうですね。
    みんなにお家があって、幸せに暮らせたらいいのにな。って思います。

  2. ひげぼうず より:

    ちょこプリマさん、こんばんは。

    そうですね。すべてのペットが幸せに暮らせればいいのですが…。

    動物は全然悪くありません。飼う人は最後まで責任を持ってほしい
    ものですね。

    たまにこのサイトを見ることで、僕も気を引き締めています。

  3. ろみきち より:

    こんにちは
    つらい現実ですね…。
    犬の十戒「私にはあなたしかいないのです」の一節
    を思い出します。
    動物と暮らす人間は、その責任を忘れてはいけないと思います。

  4. ひげぼうず より:

    ろみきちさん、こんばんは。

    そうですね。すべての飼い主が「犬の十戒」をきちんと理解して
    いたら、不幸なことは少なくなりますよね。

    ただ、このサイトに掲載している犬は、飼い主とはぐれたケースも
    あるので、そんなときは無事に帰れることを祈っています。

  5. ひげぼうず より:

    ろみきちさん、こんばんは。

    まさに、ゆめちゃんのためのような牧場の名前ですね。

    開放的な雰囲気だったので、ポチも喜んでくれたと思います。
    ただ、6月なので日中はかなり暑かったです。ポチの様子をうかがい
    ながらのおでかけになりました。